隠されていた真実が明るみになり、新しい価値観が生まれる時代になった

中高年のための「隠れ松下村塾」へようこそ。
私は当塾の
中高年サラリーマンの覚醒ナビゲーター
宮成 純正です。
当塾では、
中高年サラリーマンに目覚めて頂き
「最大限の自分自身を生きる人」に
近づけるヒント・情報を
いろんな切り口で提供しております。
本日は現代が
時代の大きな転換点に当たることを
あらためて説明したいと思います。
どんな転換点かと言いますと
(1)隠されていた真実が
           次々に明らかになり、
           抑圧され苦しんでいた
           被害者的立場だった人々が、
          勇気出して声を上げ、
          支配者に立ち向かう。

(2)時代や組織を支えていた 
           既存の価値観・人のあり方が 
           大きく変わってきたと感じます。
           古い服を脱ぐように、
          我々の 生活スタイルも変わるでしょう。

という、2点で
「明治維新」に匹敵する
時代の変化が今、
やってきています。
その前兆現象が、
目に見える形をとなって
今、現れていると思うのです。

そうした変化こそが、
当塾が提唱する
「最大限の自分自身を生きる人」に
なっていくビッグチャンスである
と、お伝えしたいと思います。

【1. 隠されていた真実が次々に明るみに・・】

今までであれば
力で支配され恐怖によって
抑えられていた弱者の声や、
人間の良心に照らして
正しさ・本当の人間らしさを
求めるエネルギーが
噴き出しつつある時代になった
と強く感じます。
人々の意識が変わりつつある
時代になった証拠として、
目に見える現象が、いくつもありますね。

今年(2018年)になって
報道されたニュースを例に
いくつか証拠を挙げてみましょう。

例えば・・・スポーツ界で挙げますと
相撲界には暴力がいまだに
蔓延していることが 年明けに発覚しました。
「暴力で目上の者が若輩者を押さえ、
従わせることは間違っている!」という、
抑圧されてきた側の声から
露呈した事件だと思います。
さらに、
日大アメフト部員が
関西学院大のアメフト部員に
ルール無視の悪質タックルを
しかけた事件(5月上旬)がありました。

この件で、真実を訴えるために
日大・アメフト部の
当事者・ 宮川選手は
勇気をもって
「反則行為は監督の指示によるもの」
という告発を記者会見でやりました。
(この勇気・会見での立派な態度に
多くの大人は感動したと思います。)

彼は悩みながらこう、考えたはずです。
「自分の良心に照らして考えてみるに、
あの反則は絶対にやってはいけなかった。」
「反則指示した監督は、そんな指示は
していないと嘘をついている。」
「大学や監督は、自分を守ってくれない。
反則をやれと指示したことの責任を
私一人のせいにして隠している。」
「このまま真実を埋もれさせてならない。」
「恐怖で選手をコントロールしている
内田監督の独裁政治には、
もうついて いけない。
だまっていられない。」と。

7月になって
第3調査委員会の調査でも、
日大の内田監督が
相手チームの主力選手を
故意に怪我させるため
犯罪ともいえる指示を
出したことが最終的に
判明・確定しました。

学生たちが
間違っている監督命令であっても
「それはおかしい。」と
反論できずに従ってきた理由は、
内田監督やコーチから
「逆らうとレギュラー出場させないよ。」
「出場できないと就職にも響くぞ。」
「いいところに就職したかったら、
監督やコーチの指示命令は絶対。」
という恐怖による支配があったはずです。

あるいは、女子レスリングでの
パワハラ問題が発覚したことも
そうですね。

女子レスリングで、
史上初の
オリンピック大会4連覇という
偉業を成し遂げ、
国民栄誉賞まで受賞している
伊調馨選手に対して
監督や、練習場を提供している
大学の学長がパワハラを行っていた・・・。

この事実は 世間を驚かせると同時に
スポーツに情熱を燃やす
若い人々に衝撃を与えましたね。

パワハラといえば、
8月下旬に 女子体操界でも
18歳の宮川選手が
協会からパワハラを受けたとも
記者会見まで開いて告白しました。

「権力を持つ上の者がオリンピックに
出られなくなるぞと、
脅しと圧力で 押さえつけるのはおかしい!」 という、
心の叫びが表面化した
事件である、と思います。

まだあります。
カヌー競技では、
年長の選手が
ライバルの若手の台頭を怖れて、
その飲み物に禁止薬物を入れ、
ドーピング検査によって
出場資格が剥奪されるよう
陥れたことまで発覚しました。

これは、犯行に及んだ加害者が
最終的に自らに自白したことで
真実が判明したのですが、
多分、やった本人の
「良心」 の呵責によって、
自白した のであろうと推測します。

このような発覚・露呈は
スポーツ界だけではありません。

【2.産業界でも内部告発が多くなった・・・】

リニア新幹線建設に絡んだ
建設大手4社ゼネコンの
「談合」の発覚も同じような話です。

「不当利益を会社が得ようとしている。
会社上層部のやっている談合は
明らかに間違っている。」 と、
心ある内部通報者が、
バレたら会社にいられなくなる
リスクを背負いながら、
勇気を振り絞って
暴露してくれたからだと思います。

また、 大手自動車メーカーの出荷前の
最終検査で、実は有資格者が
いないため無資格者により
長年、形だけの点検をやっていた
ことの露呈も然りです。


あるいはシェアハウスをめぐる
不動産投資に対する不正融資が
発覚したスルガ銀行も然りです。

もし10年、20年前なら
この手の不正や銀行の内部事情が
明るみに出ることはなかったでしょう。
これらも勇気ある内部告発者が
いたからこそ、発覚したのです。

日経新聞にも出ていますが
「過剰なノルマ」が不正の温床・原因
となったとあります。

つまり、行員らは上層部から
「ノルマを達成しなければ処遇に響くぞ」と
人事考課で脅されていたというわけです。

それどころか、
スルガ銀行の行内では
上司と部下の間で
恐ろしい「阿鼻叫喚」の
地獄絵図が展開されていました。

2018年9月7日に
不正融資の実態と原因を探っていた
第三者委員会から
発表された報告書には
行内の上司と部下との
以下のようなおぞましい
やりとりが掲載されています。

「数字ができないなら、
ビルから飛び降りろと言われた」
「上司の机の前に起立し、
恫喝(どうかつ)される。
机を殴る、蹴る。
持って行った稟議(りんぎ)書を
破られて投げつけられる」
「ものを投げつけられ、
パソコンにパンチされ、
オマエの家族皆殺しに
してやると言われた」
 「支店長が激高し、
ゴミ箱を蹴り上げ、
空のカップを投げつけられた」
「死んでも頑張りますに対し、
それなら死んでみろと
叱責(しっせき)された」
「『なぜできないんだ、案件を
とれるまで帰ってくるな』といわれる。
首をつかまれ壁に押し当てられ、
顔の横の壁を殴った」

これらの事象は
「人事考課」という次元を
逸脱したパワハラ・・いえ
「家族皆殺し」発言は
立派な恐喝罪ですよね。

スルガ銀行の上記の例は
あまりにも極端ですが、
そうまでなっていなくとも
会社組織というものが
「人事考課」という
「処遇に響くぞ」という恐怖で
支配された場所であることは
当塾でも再三指摘してきました。

(例1:「サラリーマンの心に巣くう
『怖れ』とは?」 のリンク先を
以下をご参照下さい。)
https://miyanari-jun.jp/2016/11/15/release-of-fear/

(例2:「苦しい現実は自身の思考が作ったもの」
のリンク先は以下をご参照下さい。)
https://miyanari-jun.jp/2018/02/27/reality-is-made-by-yourself/

こうした不祥事の根っこには、
自分の生活を守るためには
「給料を得る必要がある」
「給料がなければ生きていけない」 と、
怖れていることにあります。

その給料を「減らされない」 ためにも、
他人との競争に勝つ 必要があり、
勝てば自分の利益 になる、という
「自己保身の心・利を欲する心」 が、
働く従業員の側にあります。

そうした個人の弱さにつけこみ、
支配する側(会社上層部)が
「結果を出せ。ノルマを達成すれば
高く評価しよう。」

「それができねば、処遇を下げる。」
と恐怖感を煽り、そうした人事権を
駆使して部下をコントロールするのです。

会社や組織の上層部はずるいので、
「ルールや道徳を無視して、
結果を 出せとは一言も命令していない。」
と言い訳します。
(例の、日大の内田監督も全く
同じような言い訳をしました。)

しかしながら、
ルールや道徳を守って仕事をしても
ノルマや目標が達成できない場合、
その従業員やチームメンバーは
(他に頑張って成果を出した人より
結果が悪いので)処遇が下がるか、
チームレギュラーから外されます。

そうなると、その方は
今後生活できるかどうか、
生死に関わります。

そのため、恐怖心を煽って
上層部が独裁的に振る舞うと

部下はルールを破って
「不正な手段」に手を染めてでも
結果を出そうとするのです。

このように
「支配される側」と
「支配する側」 の
ドロドロした構造があります。

よって、
恐怖が支配する組織の場合、
この構図は、
経済界もスポーツ界にも
どこにでもみられる光景なのです。

【3.セクハラも次々に明るみに・・・】

Metooで、一気に暴露され始めた
セクハラ問題も然り、です。
これは今や世界中で大きな
うねりとなっていますね。

性的な被害をうけ
我慢し続けていた
女性らの積年の恨み・つらみが
一気に吹き出ている感じですね。

ブロガー・作家としても有名な
はあちゅうさんが、
大手広告代理店・電通に勤務している時、
当時の上司から ひどいセクハラ・パワハラを
受けたことを告白しております。

はあちゅうさんの立派なところは
悩んだ末に、相手の名前を実名で
公表したことです。

その男性とは、岸勇希氏。

彼は2004年に電通に入社し、
その4年後には本を出版し、
2014年には電通史上最年少で
エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクターに
就任し、その有能さゆえに2017年には独立します。

現在は
株式会社「刻キタル」の代表取締役で、
世界最大級の広告の祭典
「カンヌライオンズ」で金賞をとるなど、
国内外での受賞歴も多数ある
広告業界で日本有数の人物です。

ところが、
はあちゅうさんの告発内容を読むと、
岸氏に対して
「確かに才能があり、仕事は大変
できる優秀な男性かもしれない。
しかし、人間としては最低だな。」
「地位と権力(当時)を振りかざして
好きになった女性を何とか支配したい
という念がこの男は強すぎる。」と、
正直感じました。

それぐらい、ひどい被害を
はあちゅうさんは受けています。
これを勇気をもって告白しました。
本当にすごい勇気だと思います。

また、
エリート官僚中のエリートとされる
財務省のトップの事務次官が
取材に当たっていた女性記者に
「おっぱい触っていい?」等と
セクハラをしていたことも
明るみになりました。

福田事務次官の辞任によって
「セクハラをやれば、結果的に職と
人生まで棒に振ることになる」と
思い知った(ようやく目覚めた)
古い考えの持ち主(男性)は
多かったのではないでしょうか?

【4.役所・官僚の不祥事も次々に明るみに・・・】

ちなみに、
財務省は不祥事続きでしたね。
福田事務次官の件の発覚の前に、
「もりとも」問題では、
安倍総理の発言を受け、
そのご意向を忖度した
佐川前国税庁長官(当時は理財局局長) が、
省内文書を改ざんしていたことも
明るみにでました。

当初は野党が追及するような
文書はなく、廃棄したと
強気の答弁をしていた佐川氏でした。
それを覆してくれたのは
多分、心ある内部告発者が
省内から現れたからでしょうね。

今年は官僚に関するスキャンダルが
次々に明らかになりましたね。

文部科学省の官房長が、
自分の息子を
東京医科大に裏口入学させるために、
その大学を国家の支援事業対象校に
選ばれるよう便宜を図ったことも
明るみにでて、刑法に触れる
贈収賄事件に発展しました。

その影響が波及して、
贈賄側当事者である
東京医科大学では、
受験の際に 女子受験生には全員、
男子であれば3浪以上の受験生に
対して「不利」に得点修正をし、
長年、差別をやっていたことも
明るみになりました。

本来受験では公平な採点が
求められるのに、です。
こんな不利な点数修正で
本来なら合格できた人が
どれだけ不合格にされて
いったことでしょう・・・。

さらには、民間企業には厳しく
「やれ」と命じておきながら、
お役所の方ではそこまで努力を
実はやっていなかったという、
役所や官僚への信頼を
さらに喪失させる事態まで
8月に明らかになりました。

身障者雇用の法定基準
(雇用者 全体の2%程度を、身障者から
採用せねばならないという基準) を
クリアするために、
「水増し」して身障者雇用人数を
長年にわたり虚偽報告を
国の複数の省庁がやっていたこと
がわかったのです。

これらの情報も、
勇気ある 内部告発者が
マスコミに出したことが
発端になったと推測します。

以上はほんの一例です。
隠されている真実の
氷山の一郭が顕わになったのだ
と、思っております。

このように見てみると、
今年は隠されていた事実が

たくさん明るみになりました。
(他にも書いていない事例が まだ多くあります。)

20世紀中であれば、

闇に葬られていたような事実が
どんどん明るみに出るように
なってきましたね。
20世紀には 組織の論理で、
強者の言い分や 不正が覆い隠され、
上層部や権力者が正当な意見を
抑え込む・抹殺するということが
まかり通っていました。
その結果、 心ある正しい個人や弱者が
「泣き寝入り」していたことが
多かったのです。

その結果、不遇な状況に追い込まれ
心に深い傷を負った 名も無き人々が
どれだけいたことでしょう。

しかし今や、
心ある個人の内部告発や
弱者が勇気を奮って
声を出し始めています。

別の視点で見た場合、
加害者(支配者)が
恐怖を煽って被害者を
押さえつけていた力が
崩れてきたようにも
私には見えます。

社会の至るところにある
恐怖をベースとした
ピラミッド構造による
支配力学にほころびが出ている。
そう、みることも可能でしょう。

ようやく、
被害者の真実の声や
正しさを求める個人の姿勢が
世に認知されるようになった、
ともいえる変化です。

これは非常に大きな変化です。
今までなら 「おかしい」と感じながらも
声をあげられなかったことが
「それって、おかしいよね?」
「間違っている!」と、
権限を有する強者や、
支配する立場の人に
諭すのみならず、
致命的な一撃を与えることも
可能になってきました。
ということは、
束縛され、抑圧されていた
目に見えないパワーから
個人が解放されはじめた、
ということでもあります。

被害者のまま、泣き寝入りで
終わらない時代になったのです。

【5.隠された歴史の真実も徐々に表に・・】

我々日本人は 戦後、
進駐軍のGHQ すなわち、
アメリカによって
「太平洋戦争は日本が起こした
侵略戦争であり、日本はアジア
諸国に多大な迷惑をかけた
戦犯国家だ」と教え込まされ
長年そう信じ込まされてきました。

しかしながら、
前回記事で書いた通り
真実はそうではありません。
(前回記事は下記リンクをご参照。)

このような
「東京裁判史観」あるいは
「自虐史観」は
勝利した連合国側により
日本を弱体化する目的で
我々日本人に「歪めて」
植え付けられた思想なのです。

真実は以下の通りです。
「大東亜戦争(=太平洋戦争)は、
本当は自衛戦争だった。
日本は侵略国家ではなく、
アメリカのルーズベルト大統領に
追い込まれ、やむにやまれず
立ち上がらざるを得なかった。」
「日本は戦犯国家ではない。無罪。」
「日本国憲法も、GHQが起草した

ものであり、その目的は二度と
日本がアメリカに立ち向かえなく
するようにしようという悪意の
下で押しつけられたもの。」
ということを、証拠を
複数挙げて説明してきました。

私が説明した真実に納得し、
かつ、支持する人の勢力は
国民の過半数にはまだ
届いていないのが現状です。

むしろ、
「そんな主張をするのは右翼だ」 と、
みられがちです。

相変わらず東京裁判史観や、
反日勢力に籠絡された
多くのマスコミによって
いまだに誤った洗脳工作、
自虐的歴史観の再生産が
日本人に対して日々
続けられているのも事実です。

こうした
日本を弱体化しようとする勢力は、
なかなか手強いと感じます。

しかしながら、
ようやく 時代がここにきて
1945年の敗戦時に
闇に葬られかけた
真実の日本の歴史が
徐々に広がろうとしています。

なぜなら、真実は強いからです。
真実は死なないからです。

映画「マトリックス」のように
嘘で固められた世界から目覚めて、
(目覚める人の割合はいつも
少ないのも世の常ですが。)
真実に基づき、 誇りと生き甲斐を
もって 生きようとしている
日本人が少しずつ
増えていることを感じます。

勝った連合国側(強者)によって
歪められ、隠されてきた
敗者側の真実の歴史が、
徐々に日本国民や、
世界に広がっていると感じます。

私のブログも、
そうした真実を広め、
誤った歴史観や、
古い価値観から脱却し
目覚めた人を一人でも多く
生みだし、解放していく
ことを目的としています。

【6.真実の公表にはインターネットが効果的】


真実を公表し、
強者の嘘や、支配者側の論理を
打ち破って揺さぶる原動力、
それがインターネットです。

弱者の正しい声が
一気に大勢の人に知らしめることが
できるようになったからです。
古い社会や組織、または
封建的な人間関係やあり方、
さらには「力」に対して
抑圧されてきた個人が
本当の幸せ・人間らしさを求めて
ネットを通じて行動を 起こし始めていると
言えるかも知れません。
さらに、
人口の減少・人手不足が
そうした解放の動きを
後押し・加速しています。
ちなみに
人手不足という緊急事態は、
支配者側からすると
利益を生み出す労働の担い手が
いなくなってしまうことを
意味します。
そのため、今までのように
「言うことを聞かぬ奴はクビ」
「さんざん使った後は使い捨てる」
というような、恐怖を煽って
非人道的なこと(抑圧や解雇)を
組織の上層部が続けていては
「あの組織はブラックだ」という
風評が立ってしまい、部下や従業員
が集まらなくなってしまいます。

そうなってしまうと、
支配者側も組織崩壊・倒産という
形をとって「共倒れ」します。

共倒れしたくない支配者側は
いままで抑圧してきた弱者の
言い分を聞いて「優しい」
「理解のある」「徳のある」
態度をとらねばなりません。

そのことが、
今まで抑圧されてきた
弱者の立場を
強くしていくでしょう。

【7.「聖なる予言」が示す、エネルギーの視点】

勇気ある告発などの
人々の意識の変化によって、
時代の変動が始まっていると
申し上げてきました。

実は、意識・時代の変化を語るのは
私だけではありません。
1993年ぐらいに出版されて
世界的なベストセラーになった
「聖なる予言」という小説があります。
(著者ジェームズ・レッドフィールド)

この書籍こそ、
まさしく 人の意識や時代の変化を
予告したものであったと
私は今にして思いますね。

主人公は紀元前に書かれた
人間社会の大改革を予言した
「写本」を求めて
ペルーを旅をします。

そして、主人公が徐々に
集めていく「9つの知恵」が、
今の時代を生きる我々の
変化に当てはまるんですね。

私が上記で述べてきたことと
この書籍の「9つの知恵」の
コンテンツで共通しているなあ
と感じるのは「第4の知恵」
で示されている内容ですね。

その知恵(=真実)を一言で表すと、
「長い間、支配する側(強者)と、
支配される側(弱者)の間では
ネルギーの奪い合いが
行われていた。」
と言うことです。

強者が弱者のエネルギーを 奪い、
吸い取っていたのです。

この書籍によると、
人間は自然を征服しつつ文明社会を
構築することで、繋がっていたはずの
宇宙からのエネルギーから切り離され、
生きるようになったそうです。

その結果、特に産業革命以降、
人は不足感、無力感を感じるように
なったと説明します。

人間が不足感や無力感を
感じるようになった 理由につき
「聖なる予言」は
以下のような解説をしています。
(主人公がキリスト教世界に
生きていることから、この本では
その観点で歴史を見ています。)

つまり、 中世に確立されたはずの
キリスト教会の権威・教義による
人間存在の理由や 天動説などの世界観は、
14~15世紀のルネサンスや、
17~18世紀に起きた市民革命、
近代以降(18世紀半ばから)の
科学技術の進歩や、
産業革命等によって 崩壊したと考えます。

結果、人は神や宇宙と
つながっていた・・・という
宗教的安心感が失われました。

この、安心感の喪失が
人間を悩ますように
なったと考えています。

その喪失感を埋めるために
世俗的安心感、物質的な満足感や
経済的安定・お金を追求するうちに、
我々は自分を見失ったというのです。
それだけでなく、
科学万能・物質中心主義に
染まっていくうちに
我々は大切な 「心」や「精神」を
軽視するようになったとしています。

その結果が
「不安感」や「無力感」として
症状がでているんですね。

そうした「不安感・無力感」を
払拭し、埋めるために人間は、
他人を支配しようとするのだそうです。

なぜなら、他人からエネルギーを奪うためです。
他人を支配している時は、
気分がよく
「不安感・無力感」が
一時的に払拭できるからです。

この気分のよさは、
他人を犠牲にした上に
成り立っているということを、
支配者側(強者)は
気がついていないのだそうです。

この事実は、
組織の上層部といった
一部の強者のみならず、
大部分の人にもあてはまります。

我々の多くは無意識の内に
他人のエネルギーを追いかけて
一生を生きている、というのが
この書籍が示す「第4の知恵」です。

人と人は、社会生活の中で
互いのエネルギーを使いますが、
誰がそれをコントロールするか、
奪い合い、戦いを始めるそうです。

そして敗者が常に犠牲を払っていると
「第4の知恵」では看破しています。

例えば
「君のために、そうしてあげましょう。」
と美辞麗句で迫ってくる人の真意は 実は、
相手を支配しエネルギーを 奪おうようと
している場合があるとも 「第4の知恵」では
指摘しています。
(怪しいキャッチセールは、 その典型例でしょう。)

「子どもは大人のいうことを聞きなさい。
間違いがないから。」としつける時、
親は自分自身では、無私のエネルギーを
愛情として注いでいるように感じます。

しかしながら、
実は親のエゴを押しつけて、
子を支配・コントロールしようと
する心がそう言わせていることも
あるかもしれないのです。
(結果、子どものエネルギーを
奪って いるかもしれないのです。)

人類は長い間、
知らず知らずのうちに、
私たちの間に流れているエネルギーを
争い合ってきたと
「第4の知恵」は指摘します。

このエネルギーをめぐる争いは
常に至る所に存在しており、
ミクロレベルでは
夫婦や家族間のささいな争い、
会社の雇用関係においても、
そして日大アメフト部のような
スポーツ組織にも存在してます。

マクロレベルでは
国家間の争いまで、
他の人のエネルギーを
盗もうとして起きた争いであって、
それが 今まで続いてきたというのです。

現在、様々な真実が、
勇気ある告発や努力によって
表面化しているのは、
「聖なる予言」の「第4の知恵」 の
観点で見ると、 以下のように総括できます。

つまり、今という時代は
長年エネルギーを奪われ続け、
抑圧されてきた弱者たちが
「強者に好き勝手にこれ以上、
エネルギーを奪われたくない。」
「私たちは自分のエネルギーを
他人に奪われず、漏らすことなく
最大限の自分自身を生きたい。」

と声を上げ始めている、 ということなのです。

では、 強者にエネルギーを奪われずに
自身のエネルギーを満たし、
生き甲斐や幸せを感じながら
生きていく方法・あり方は
果たしてあるのでしょうか?

【8.意識が変わることで生まれる新たな価値観とは?】

結果、エネルギーを奪われ、
恐怖政治が蔓延している
組織や会社に縛られず、
人間としての正しさ・生き甲斐、
生きる喜びを心から求めようと
立ち上がる人々が
これから増えていきます。

そうした趨勢に乗って
古い価値観には縛られない
しなやかに生きていく人々が
今、徐々に増えています。

彼らはインターネットを武器に
新しい価値観を共有・連携し、
声を上げる動きを

ますます大きくしていくはずです。

具体的には、 以下のような価値観や
ライフスタイルで生きる人が
これからの日本や世界各地で
当たり前のように見かけられるはずです。

(1)「生活費を稼ぐために無理して、
どこかの会社・組織に入る人」が
減っていく。 (恐怖政治がある組織に入ると、
自分のエネルギーを強者に 吸い取られて
しまいます。 その危険を直感で察知して、
そうした組織から脱出する人が増える。)

(2)「しんどいなあ」と思いつつも
現在の生活水準を維持しようと
組織や仕事に必死にしがみついて
自分の「心」に嘘をつきながら
働いている方々は、
ますます 辛さ・しんどさが増していく。

そのような人でも、
当塾のような
ブログ記事を目にしたりすることで
真実を知り、徐々に目覚めていく、
と私は見ております。

(3)当塾は「自らがワクワクすることを
追求することがその方の
エネルギーを高める」
ことを 以前からお伝えしています。

それこそが、
自身のエネルギーを
満たしていける最善の方法です。

最終的には恐怖政治が蔓延する
ダークな世界や会社組織から
脱してのびのびと
生きていくことが
可能な生き方でもあります。
(そのことについては、
当塾のブログのあちこちに
そのヒントが詳しく記載
されていますので、
どうかご参照下さい。)

そのように、自身のワクワクを 追求し、
ネットでその活動を 情報発信することで、
やがて それを仕事にしていく人が
増えていく・・・と思います。
(ワクワクすることが、
その人 自身の運命を好転させ、
やがては 仕事・収入源に
していけることは
下記リンク先をご参照下さい。)
https://miyanari-jun.jp/2018/06/06/essencial-of-exciting/

(4)ワクワクを追求していくことで
「給料が無ければ生きていけない」
という「怖れ」に基づく発想から
脱却して、生きる人が増えていく。

結果、ワクワクしながら
生き甲斐を感じて毎日を
生きていく人が増えます。

それにあわせて

人々の意識も、価値観も
社会や国のあり方までも
大きく変わっていくことは
間違いないと
私も肌と直感で感じますね。

こうして

生まれ変わった社会は
後で振り返ると
明治維新に匹敵するような
クォンタムリープ(量子的飛躍)
であったと、
後世の歴史の教科書には
記載されると私は予感します。

この量子的飛躍こそ、
「最大限の自分自身を生きる人」
になれるビッグチャンスです。

自身のワクワクを大切に育て、
追いかけていくその先に、
生き甲斐を感じ、 本当の幸せを
味わえる自分が 待っているからです。

このような
大規模で根本的な変化は

日々忙しく過ごしていると
なかなか目に見えません。
ニュースで見る限り、
「真実がまた暴露されたなあ」
という 程度ぐらいしか、
表面には出ません。
しかし、人間や社会の変化は
地下水脈のように
じわじわと確実に
浸透しつつあると強く感じます。
私もワクワクしながら
クォンタムリープしたいと思います。

本日は以上です。

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