本日の学習テーマは前回の続きで
「大富豪が教えてくれるお金の法則」
の第6弾で、
「お金持ちになる『あり方』」です。
前回に引き続き、
本田健さんのベストセラー
「ユダヤ人大富豪の教え」を引用し、
「最大限の自分自身を生きる人」
にも寄与する「あり方」を
当塾なりに考えたいと思います。
前回まではどちらかと言えば
お金持ちになれる「方法・手段」
つまり、「やり方」に
フォーカスしていましたが
今回は「あり方・メンタリティ」
にスポットを当てようと思います。
【1.「この世は豊かさに溢れている」】
やや刺激的な小見出しで恐縮です。
このブログを読んで下さっている
あなたに質問致します。
「この世は豊かさに溢れているよ。」
と誰かに言われたら、
「そう思う」と素直に思える人ですか?
もし、そうであれば
お金持ちになれる素地、
またはマインドがかなり
できていると当塾では考えます。
一方で
「え?豊かさで溢れているって?
違うでしょ。嘘でしょ。
私の懐はいつも寂しいし、
そう言われても共感できない。」
「日本は今、モノや便利さで
溢れているけれど私は別。
今も昔も家計は苦しい。
豊かだなんてとても思えない。」
「日本は豊かな先進国だが、
世界には貧困で苦しむ国は多い。
どうしてこの世が豊かさで
溢れているなんて言えるの?」
「現代は所得上位1%の人が
地球上のすべての富の約半分を
保有していると聞いている。
富は偏っていて、貧乏人は
なかなか貧困から抜け出せない。」
と感じたり、思った人の方が
多いのではないでしょうか?
私もかつてそうでした。
このような日本人・・・いや
「欠乏感」を有する人々に
そして世界の人々にむけ
大富豪のゲラー氏はこう言います。
「私が、お金のことを学びだした頃、
最大の発見は、お金を磁石のように
引きつける人間がいるということだった。
その発見を私の先生に報告した。
すると、教えてくれたのが
ミリオネア・メンタリティだった。」
それを聞いた著者が質問します。
「ミリオネア・メンタリティって何ですか?」
「それはね、一言で言うと
『豊かさ意識』なんだ。
そのメンタリティで生活していると
豊かさを引き寄せることができる。
具体的には、
この世は
豊かさに満ちあふれていて、
人はどんどん豊かになれる
という思いなんだ。
実際に、私が会ってきた成功者も
このミリオネア・メンタリティの
本質を理解してから急に
成功し始めたと口を揃えて言っている。
それだけ、これが大切だということだ。」
(本書「第13の秘訣 ミリオネア・
メンタリティを身につける」p184-185)
いかがでしょうか?
あなたは「この世は豊かさに溢れ、
人はどんどん豊かになれる」と
信じることができますか?
この世が本当に豊かさに溢れているか?
について後ほど
当塾なりに考察したいと思います。
【2.高いセルフ・イメージの大切さ】
さらにゲラー氏は続けます。
「このメンタリティ(この世は豊かさで
溢れていると信じて)で生きると同時に
セルフ・イメージも高めねばいけない。」
「セルフ・イメージとは『自分は誰である』
と思っていることだよ。例えば、
自分が素晴らしい人間だ
と思っていれば、
その人のセルフイメージは
『自分は素晴らしい人間だ』となる。
)
人は、この
セルフ・イメージというものを
持って人生を生きている。
幸せな人は幸せなセルフ・イメージを持ち
不幸な人は不幸なセルフ・イメージを持っている。
セルフ・イメージとは
『自分像』ということだ。
このセルフ・イメージが
高ければ高いほど
幸せ・成功・富を
引き寄せることができる。」
「金持ちになれると思う人間は、
どんどん金持ちになっていく。
一方、自分にはお金に縁が無い、
金運がないから絶対に
お金持ちになれないと思う人間は、
もし、宝くじに当たったり
遺産などが入ったとしても、
あっという間にそのお金は
どこかに消えてしまうだろう。
というのも、セルフ・イメージに
人生が合うようにできているからだ。」
(本書「第13の秘訣 ミリオネア・
メンタリティを身につける」p186-187)
「多くの人の最大の問題は
理想の状態を
イメージしないことなんだ。
君がやらなければならない
最初のことは、自分の望む
人生をイメージすることだ。
そして、
そのイメージをする際に
出てくる不安、怖れ、
イライラに立ち向かうことだ。
多くの人は
この作業をしないから、
いつまでたっても人生が
変わらないまま不平不満を
こぼしながら生きている。」
(本書「第13の秘訣 ミリオネア・
メンタリティを身につける」p188-189)
この話を聞いて、以前
あなた自身の「思い」が
現実を作っていることを
説明した当塾のブログを
思い出した方が
おられるかもしれません。
(苦しい現実が訪れている場合、
実は、あなた自身が持つ
お金がないことへの怖れや、
不安等のネガティブな「思い」が
そうした現実を招いていることを
当塾では証明しております。
下記のリンク先をご参照下さい。)
https://miyanari-jun.jp/2018/02/27/reality-is-made-by-yourself/
ネガティブな思いが
苦しい現実を招くのであれば
逆も然りです。
「この世は、実は
豊かさに満ちあふれている」
「自分は幸せになれる。
そして、必ず金持ちになれる」
という
ポジティブな思いを
持ち続けている人には
豊かな現実が訪れる
ということなのです。
そして、
高いセルフイメージを持ちましょう。
当塾で言えば
自分が本当にやりたいことを
組織に依存せずに
魅力的に活躍する個人で、
本当にやりたいことを、
(公序良俗に反することなく
やりたいことが世の中の
役に立つことと一致している
ことが理想です!!)
やりたい時・場所でやって
好きな人と一緒に
ワクワクしながら生きていく。
かつ、
経済的自由も達成している人。
これを強く自己イメージします。
そう、当塾で定義している
「最大限の自分自身を生きる人」
に必ずなれるとイメージして、
信じることが大切です!
【3.豊かさが溢れているかを検証する】
と、説明されても
まだ懐疑的な方もおられましょう。
「そんなに前向きでプラスの
発想なんかになれないよ。」と。
私も、かつてそうでした。
なぜなら、以下のようなことを
感じていたからです。
「この世が豊かさに
満ちあふれているというなら、
何故地球上から貧困が
なくならないのか?
世界各地にスラム街がある。
この世が豊かさに
溢れているなんて嘘だ。」
「今後、地球上の人口が
100億になろうとしている。
有識者の多くが将来、
資源や食料の不足が起きて
国家間での奪い合いが
起きると予想している。」
「豊かさに溢れているなら
100億の人類が皆飢えずに、
また奪い合いなどせずに
やっていけるはずなのに
資源は有限だし無理でしょ。
まだまだ足りないよ。」
と思っていました。
そうです。
「不足している」「欠乏感」
というネガティブな観念に
洗脳されていたんですね。
よって、
この世が豊かさに溢れていると
言われても、むしろ
「嘘だ」と反発していました。
そうなっていた理由は
貧困問題や資源不足、
貧富の格差・富の偏在などの
「足りない」「やばい」という
ネガティブな情報だけに
目を奪われていて、
真実が見えなくなっていたからです。
では、真実とは何でしょうか?
それが、この世は豊かさに
溢れている、という真実です。
この真実を当塾なりに
説明したいと思います。
こうすることであなたの
ネガティブ観念を
払拭できれば幸いです。
説明が少々長くなりますが
おつきあい頂き、あなたも
発想を切り替えて下さい。
「豊かさが溢れている」と
信じられるようになると
あなたのメンタリティレベルが
ぐぐっ、とあがるからです。
この世の豊かさについて以下、
(1)宇宙から見た視点
(2)地球全体で見た視点
(3)国家レベルで見た視点
(4)個人レベルで見た視点
の4つについて述べてみます。
【4.宇宙の広大さと豊かさを知る】
宇宙という大きな視点で見ると
この世は豊かだと実感できます。
ご存じの通り、宇宙は広大です。
我々の住む太陽系を
擁する銀河系には
太陽のように燃える恒星が
1千億個以上あります。
さらに
銀河系のような恒星集団は
数千億個以上も
この宇宙に存在していることが
わかっています。
地球のような惑星も
無数に存在しているでしょう。
ここで
現代の先端科学を紐解きましょう。
我々が観測できる「物質」は
全宇宙の質量のわずか数%
程度を占めるにすぎないと
いうことが物理学や天文学の
研究によってわかってきました。
つまり、
広大無数に見える星や銀河は
宇宙の全体から見ると、
ほんのわずかな
一部分でしかないのです。
では、宇宙の残りの
90数%は一体何でしょう?
実は宇宙には、
我々の目や観測機器では見えない
ダークマター(暗黒物質)や
ダークエネルギーに満ちていることが
最近の研究でわかってきたのです。
それほどまでに
宇宙は深く、大きく、
そして「豊か」なのです。
宇宙を創世した大いなる神仏が
私は存在すると信じていますが、
この大いなる神仏は
我ら地球人類が想像もつかない
巨大なエネルギーを有してます。
(それを天文学者らは
「ダークエネルギー(=目には
見えない謎のエネルギー)」と
呼んでいると私は思います。)
大いなる神仏は、巨大な
エネルギーから無数の銀河、
さらには数え切れない程の
恒星・惑星・衛星を作って
いるのであろうと推測します。
今この瞬間も、
宇宙のどこかで
ダークエネルギーを基にして
新たな恒星や惑星、星団が
生まれつつあります。
我らの住む地球も
その営みの中で
46億年ほど前に生まれたのです。
こうした営みは
100億年以上もの
太古から続いており、
結果、宇宙は多様で
豊かな姿を今も保っています。
つまり、宇宙には
こうした大いなる神仏の
「創造」と「豊かさ」の
エネルギーが満ちているのです。
太陽が24時間休むことなく
燦々と暖かい光とエネルギーを
地球に注いでくれているように
「創造」「豊かさ」エネルギーを
大いなる神仏が宇宙全体に
常時満たしてくれています。
そのエネルギーを
私たちは直接見たり
触れることはできませんが
今、この瞬間も
「創造」「豊かさ」エネルギーが
私やあなたにも、大地にも
海にも降り注いでいるのです。
そう、
宇宙は豊かさに溢れているのです。
まずは
それを実感して頂きたいのです。
【5.地球レベルで「資源」を俯瞰する。】
今度は宇宙から地球レベルに
視点を移して「地球の資源」に
スポットを当て俯瞰します。
1970年代、オイルショックの際に
エネルギー資源の「石油」が
あと40年~50年で枯渇すると
騒がれました。
(「ローマクラブ」でしたっけ?
2000年代に入ると人類は
エネルギー不足で滅亡する
危険性を提起していた記憶が
あります。間違っていたら
申し訳ございません。)
ところが、あの当時から
ちょうどその時期に当たる
2018年(この記事を書いている時点)
ではどうでしょうか?
石油が枯渇するニュースは
まったく聞かないですよね。
実は今、石油は世界的には
余っており「豊富」なのです。
理由は3つあります。
一つ目は、
オイルショック以降に
新たな油田が開発され、
世界で増産されたたためです。
二つ目がシェール革命ですね。
アメリカ合衆国で、
シェールオイルやガスが
新技術で採掘できるように
なって地球上で使える石油が
一気に増えたからですね。
(かつて、アメリカ合衆国は
世界最大の石油輸入国でしたが
今や、世界トップの産油国に
生まれ変わりました。)
三つ目は
石炭や石油をできるだけ
使わない方向に今後は
地球社会が進むことが
(クリーンエネルギー活用や
電気自動車の普及などで)
予想されているからです。
地球温暖化防止のためです。
そのため、
OPEC(石油輸出国機構)では
2017年以降、原油生産量を
減産調整せねばならない程
余るようになってきたのです。
資源が「余る」状況は
石油だけではありません。
「レアメタル」もいずれ
そうなると私は予想します。
コバルトやニオブ等の
レアメタル(希少金属)は
ITや半導体、自動車生産には
欠かせないモノですが
世界経済の成長に必要な
量が確保できないため、
価格が高騰することがあります。
しかしながら昨年、
日本の房総半島沖、および南鳥島の
EEZ(排他的経済水域)には
国内で消費する千年分以上の
鉱床があると報道されました。
この海洋開発に成功すると
(政府は本腰で開発に力を入れています。)
数年~10年後には
(アメリカが急に産油国になったように)
日本が一気に
レアメタル大国になる
可能性があります。
いずれ、
日本のみならず世界中に
豊富に供給することで
レアメタルという言葉から
希少を意味する「レア」が取れて
別の言葉に変わるかもしれない
とまで、私は予想します。
また、人口増加に伴い
「食糧不足」も心配されていますが
人類はこれも克服するでしょう。
バイオテクノロジーが伸展すると
工場内で大量かつ、無農薬で早く
農産物ができるようになるからです。
こうした研究は今、
世界中で進められています。
あるいは医薬品の研究等で
空腹を満たし、
1粒で1日生きるのに必要な
カロリーを補うような
スーパーサプリメントまで
将来は登場するかもしれません。
結果、
食料生産量も地球全体で
増加していき、人口増加を
支えていくことでしょう。
水不足の懸念もそうです。
現在もすでに存在する
海水淡水化技術や
淡水化プラントが
ローコストで普及・建設できれば
水問題の解消が可能になります。
こうして見てみると、
資源は時代と共に
新たに発見・開発されるか
テクノロジーの発達とともに
形は変わるかもしれませんが
人類に豊富に供給することが
可能であると考えられるのです。
さらに、資源の
リサイクルやリユースなども
今後ますます進むことで
資源の不足を補う動きは
加速するはずです。
そこまで手を尽くしても
地球上の人口が100億を超えて
「地球だけではもう資源が足らない」
という事態に仮になったとしたら、
それを解決すべく人類は
次に宇宙へ行くことになるでしょう。
具体的には「月や火星」に
突破口を見いだすことでしょう。
「月や火星」には
大量の地球人類の文明生活を
支えることができるぐらいの
様々な資源が豊富にあるはずです。
そうした宇宙開発を
人類はしていくはずです。
以上、資源のレベルで見ると
「この世は人類が必要とする
量や豊かさに溢れていて、
枯渇の心配はなさそうだ」と、
感じて頂けましたでしょうか?
【6.国レベルで見た、豊かになるための条件とは?】
宇宙と地球の観点では、
実は十分に溢れている、または
十分に行き渡る可能性が高い
ことを説明しました。
しかしながら、
宇宙や地球レベルではなく
国レベルの視点で見た場合、
あなたはこう思ったかもしれません。
「本当にこの世に豊かさが
満ちあふれているなら、
なぜ貧しい国があり、
飢えに苦しむ国があるんだろう?
すべての国が豊かになるまでは
『この世は豊かさで溢れている』と
聞いても腹落ちしない。」と。
そんなあなたに申し上げます。
1つの国が
経済的に力を付け、
物質的に豊かになるには
これから述べる5条件を
クリアしなくてはならないと
当塾では考えております。
近代化に成功した
日本の歴史を振り返ると
その条件が見えてきます。
逆に言えば、その条件を
満たしていない国では
貧困から脱することは
なかなか困難なのです。
国家が豊かになるための
5つの条件は以下の通りです。
1つ目は、中央集権化され、平和が訪れていること。
2つ目は、教育の民主化ができていること。
3つ目は、身分差別が撤廃され、職業選択と移動の自由があること。
4つ目は、農地解放ができていること。
5つ目は、国民が勤勉であること。
1つ目について。
国内が統一されず、
部族同士で内戦状態になったり、
戦国時代のような紛争がある
地域に住む民族に
豊かさがもたらされることは
難しいのはご存じの通りです。
よって、統一と平和が最低条件です。
日本では、明治維新に伴い
戊辰戦争で一時内戦状態に
なりましたが、江戸城は
無血開城するなど、内戦を
短期間で収束させました。
さらには、中央集権体制も必要です。
「藩と幕府」のような
地方分権、領邦体制では無く
中央からのコントロールが
きちんと地方に及んで
法律や文字・度量衡・貨幣が
統一されていることが
非常に重要な条件と言えます。
日本ではこれを1871年の
「廃藩置県」という施策で
一気に中央集権化したのです。
2つ目の教育の民主化について。
身分や男女の区別無く、
国民全員が教育を受けられる体制と
「教育を受けることの重要性への理解」
があって、国民の知識水準があがり、
後に産業・技術が発展するようになります。
日本の場合は、
江戸時代からの寺子屋という素地もあり、
もともと識字率も高く、
教育の重要性に対する理解が
庶民に浸透していたので
学制改革は非常に
スピーディーかつ、スムーズにできました。
これは
世界的に見ても奇跡といえましょう。
3つ目の身分制の廃止について。
明治維新後、日本の新政府は
士農工商と封建制という
身分制に基づく支配体制を撤廃し
「四民平等」としました。
これによって、生まれながらに
職業が決められた束縛(武家に
生まれたら武士に、農家に
生まれたら一生農民のまま)を廃し、
職業選択の自由を認めました。
頑張れば、個人が何にでもなれ、
どこにでも行けるようにしました。
この職業選択と移動の自由は、
国家の活力の原動力の一つです。
4つ目の農地解放について。
これは第2次大戦後のGHQの
占領政策によって推進されました。
これによって、小作人が
大地主から解放されて
土地を獲得しました。
結果、自由に農作物を作って
その努力・工夫に応じて
収入を得られるようになりました。
この農地解放も、重要な
国家の活力源の一つです。
5つ目の
勤勉を尊び、働くことを厭わない
文化や気風があることは必須です。
これがないと、
国民が怠けるので
いくら制度や体制を整えても
国家や経済は発展しません。
5つの条件、いかがでしょうか?
世界中を見渡すと、
200ヶ国近い国が地球に存在しますが、
日本のように上記5つの条件をすべて
クリアしている国は少ないのです。
だからこそ、地球上にはまだ
貧しい国が多く存在しているのです。
一方で、近代化に成功して
経済的・物質的に豊かになった国は
概ねこの5条件をクリアしています。
つまり、
この5条件を全てクリアすれば
国家全体で近代化できて、
産業・経済も発展し
物質的にも豊かになれるのです。
ここまで読んで頂ければ、
「貧困で苦しむ国があるから
『この世は豊かさで溢れている』
というのが信じられない」と
思っていたのは「誤解」であると
ご理解頂けたでしょうか?
貧困状態にある国は
クリアすべきハードルを
まだ越えていないか、
今越えようとしている
途中の過程なのです。
そのハードル(5条件)を
何とか越えさえすれば
どの国も豊かになれる
チャンスがあるのです。。
このように国レベルで見ても
「この世は豊かさになれる
チャンスに溢れている」
と、ご理解頂きたいのです。
【7.個人レベルで見た「豊か」になる鍵とは?】
宇宙 ⇒ 地球 ⇒ 国家 と
大きさのレベルを
徐々に小さくして見てきました。
今度は、個人レベルの
ミクロな視点で考察します。
この世が本当に
豊かさで溢れているなら、
何故、貧困が存在して、
かつ
貧富の差があるのでしょうか?
あるいは
富が一部の大富豪に偏在して
上位1%に半分も集中している
のでしょうか?
個々に見れば
様々な理由があるでしょう。
独裁国家に生まれた結果、
国民全員が貧困のどん底であり、
恐怖に支配されて
とても豊かになるどころではない
とか、
病気や障害を背負ってしまい、
思うように働けないから・・・。
ご家庭が複雑で、十分な教育を
受けられなかったから・・・。
など事情は色々あるでしょう。
当塾では、現代日本の
中高年サラリーマンの方向けに
このブログを書いていますので、
そうした組織に所属する方々が、
豊かになれず
苦しんでいる場合を想定し、
設定・原因を絞って
考えることとします。
個人レベルでの
貧困や、貧富の格差がある
真なる原因は
(過去の当塾のブログを
復習するとわかりますが)
「お金が不足すること」
への怖れから、多くの人が
本当にやりたいことを
捨てて、あるいは諦めて
給料目当てに就職したこと、
つまり、
「お金のために我慢して
サラリーマンになった」
ことによると考えます。
会社に就職するということは
時間や場所を縛られるだけでなく、
その会社が用意するルールや
処遇体系にも束縛されます。
この状態を大富豪のゲラー氏は
牢屋に入る囚人にたとえて
以下のように表現しました。
「残念ながら、
多くの人が給料がいいとか、
安定しているとか、
休暇が多いという理由で
仕事を選んでしまっている。
しかし、
その仕事の選択のやり方が
実は自分の人生を悲惨な状態に
してしまっていることに
気がついていないのだね。
嫌な仕事をすることは
進んで自分から
牢屋に入るのと同じことだ。」
「自分の嫌いなことを
仕事にすると決めた瞬間、
本質的には
自分に懲役刑を下しているのだ。
月曜~金曜まで、人生の殆どを
それに費やすのだからね。」
(本書「第2の秘訣 自分を知り、
大好きなことをやる」p62-p63)
(詳しくはリンク先のブログ記事をご参照下さい。)
https://miyanari-jun.jp/2018/02/25/no-dream-workers/
つまり、本来その人が
好きなことをやっていれば
その人ならではの
情熱あるサービスや価値を
世の中に提供できる
チャンスがあったはずです。
お金だけが豊かさを測る
メルクマールではありませんが、
お金という観点では
現在勤務している会社から
頂いている給料以上の
多くの対価を受け取り、
「やりがい」も感じられて
現在以上に「豊かになっていた」
可能性があった、
というのが当塾の見解です。
夢を諦め、
好きなことを追いかけずに
生活費の獲得を優先して
就職した結果、
企業の一歯車としての
存在になってしまい
「安定」こそ確保できた
かもしれません。
これに対して、
資本家やオーナー社長は
その企業の設立や、存続のために
リスクを取って汗を流した分、
成功すれば非常に大きな報酬を
「経営の対価」として獲得します。
ところが従業員は
社内で業績が認められれば
出世はできるかもしれませんが、
その報酬はあくまで
「労働の対価」であって、
経営の対価ではありません。
金額的も当然ながら、
経営の対価には
足下にも及ばない額です。
結果、
サラリーマン稼業だけでは
金銭的に豊かになることは
大企業の
高収入役員クラスになった
ごくごく一部の方を除き困難です。
(詳しくは過去の当塾のブログを
読めばわかります。)
https://miyanari-jun.jp/2018/03/20/laws-of-money-for-richman4/
では、
なぜ本当にやりたいことを
捨ててまで従業員として
就職することを選んだのでしょうか?
理由は2つあります。
一つ目は、
過去の私もそうでしたが
セルフ・イメージが低く
ネガティブな観念に
捕らわれていたことと、
組織にぶら下がって、
給料をもらって安定を得る
「安全」欲求や
「寄らば大樹」信仰に
頭の中が汚染、いえ
洗脳されていたからです。
具体的には
「夢を追ってもお金にならない」
「私には夢を実現するだけの才能がない。」
という低いセルフ・イメージしか
描けていなかったことと、
「生活費を稼がねばならない。
そのためには就職して組織に入り
嫌な仕事でもあっても
サラリーマンにならねばならない。」
「サラリーマンになるなら、
大企業に就職すれば安泰だ」という
「怖れ」に取り憑かれていたためです。
もう一つの理由は、これも
過去の私に当てはまることですが
「従業員になって給料で稼ぐことしか
収入を得る方法を知らなかった」
ということがあります。
なぜなら、学校教育では
起業して収入を得るとか、
投資家として収入を得る方法や
お金の法則や知性などを
絶対に教えないからです。
いえ、教えようにも教師が
お金の法則や知性を
例えば、
上記の4種のクワドラントの違いや、
その存在すら
知らないので教えられません。
また、
各家庭でもそんなことを
教えてくれる親は少なく、
「いい学校に行って、良い会社に
入ることが幸せの近道だ。」と
「学歴信仰」を洗脳されていたと
人生の折り返し点を過ぎた
今になって、わかったのです。
つまり、学歴信仰に洗脳されて
従業員に甘んじる道を選んだ時点で
「豊かさ」とはかけ離れた道を
歩んでいたということなのです。
逆に、自分が好きなことを
やって進んで行けば「豊かさ」
を手にできていたはずでした。
つまり、自身の好きなことを
追いかけていくことこそ、
豊かになる「鍵」だったのです。
こうしてみると
逆説的観点で、実は
「好きなことを追いかければ
本当はこの世は
豊かさに溢れていて、
金銭的にも精神的にも豊かで
幸せなになれたはず」なのに、
その道を自分から閉ざし、
敢えて懲役刑を課すような
辛い人生を歩んでいた・・から
豊かになれず貧困に苦しんでいる
ということをわかって頂きたいのです。
以上、長くなりましたが
この世の豊かさについて
(1)宇宙から見た視点
(2)地球全体で見た視点
(3)国家レベルで見た視点
(4)個人レベルで見た視点
いずれも、本来は豊かさに
溢れているということを
当塾として語って参りました。
是非、あなたの有する
「豊かさ」に対する観念を
「この世は豊かさに溢れている」
というポジティブなものに
切り替えて頂くためにも
理解してほしいところです。
【8.豊かさ意識がお金を引き寄せる】
大富豪ゲラー氏は更に述べています。
「幸せな金持ちになるのに、
最も大切なのは
『豊かさ意識』を持つことだ。
私が若い頃に会った金持ちは、
どうも何かが私と違うと感じていた。
よく観察していると、彼らは
人生は豊かになるように出来ていると
信じているようだった。
社会的な経済の状況がどうであれ、
自分は豊かになれることを
確信しているのだ。彼らは
『豊かさ意識』を持っているので
それに引き寄せられるように
お金が集まるのだ。
お金だけではない、
チャンス、人脈、豊かな時間など
ありとあらゆるものが彼らのもとに
やってくるようになるのだ。」
「それに比べて、
お金に縁が無い人は一言で言うと
『せこい人生』を生きている。
出費を出来るだけ抑え、
何でもケチろうとする。
お金を出すべき時に出し惜しみをし、
出さなくてもいい時に
ぱっと使ってしまう。
だから、豊かさから
縁遠い人生になってしまうのだ。
そういった心の状態を
「貧困意識」と私は呼んでいる。
この貧困意識を持っていると、
いくら努力しても、貧困な状態しか
引き寄せられないのだ。」
「金持ちは、『豊かさ意識』を維持
するための努力を惜しまない。」
「『豊かさ意識を高めるコツ』を
教えてあげよう。
それは、お金に縁の無い頃から、
金持ち気分で生活することだよ。
それは、
金持ち気分で無駄遣いしろと
言っているんじゃないんだ。
逆に
金持ちの気分で生活していると、
余り無駄なモノを
買おうとしなくなるんだよ。
金持ちになった自分をイメージして、
そのようになったと振る舞いなさい。」
(本書「第13の秘訣 ミリオネア・
メンタリティを身につける」p190-192)
「豊かさ意識」に裏付けられた
金持ちになったイメージで振る舞う
とは、どんな行動・態度でしょうか?
当塾の過去のブログで、
大富豪の行動パターンとして
お金の賢い使い方などを
いくつか紹介しましたが、
それを復習しましょう。
大富豪の行動・態度として例を挙げると・・・
(1)自分にとって価値や意味の無いと
思ったものには1円たりとも
お金や時間は投入しない。
特に、衝動買いは絶対にしない。
(2)逆に使うべきお金、
自分にとって
価値や意味のあるお金は
吟味した上で惜しまずに使う。
(3)新品のみならず、節税にも
効果があるとわかれば
中古品を買うことも厭わない。
(4)買った以上は、都度、
感謝の気持ちを込めてお金を払う。
などが挙げられます。
是非、あなたも本日から
「この世は豊かさで溢れている」と
観念をポジティブに切り替え、
「セルフイメージ」は
「最大限の自分自身を生きる人」に
必ずなれる、と信じましょう。
その上で、金持ちに繋がる行動や
態度を早速実践していきましょう。
【9.豊かさ意識と「マネーマグネット」の法則】
「この世が豊かさに溢れている」と
観念を切り替えていただいて、かつ、
大富豪の行動・態度を実践する
あなたに、もう一つ
豊かになるためのプレゼントがあります。
それは「お金を引き寄せる秘法」です。
簡単にできますので実践してみて下さい。
その簡単な秘法とは、
「新札」で財布の中を満たすことです。
「嘘でしょ?」と思ったでしょう。
ですが本当です。
ものすごい効果があります。
銀行でお金を下ろしたら、
必ず両替機などで
全部新札に交換しましょう。
ただし、
「この世は豊かさに溢れている」
というポジティブな観念を
もっている人でないと
効果は余り出ません。
ここを疑ってしまうと、
その思いがお札に伝播してしまい
あなたにお金が流れ込んでいく
流れを止めてしまうからです。
大富豪のゲラー氏が
いつも財布に「新札」を
ぎっしり入れていたことが、
記載されていましたが
覚えていますか?
新札には
他人の手垢や、いやな想念が
まだ全くついていません。
そのため、
あなたが買い物をして払う時、
「この世は豊かさに溢れている」
と信じている基盤を持ちつつ、
「愛と感謝」の気持ちを込めて
お金を相手や店に渡すことで
後日、あなたの元に
さらなる富を引き寄せ
環流させるパワーを
新札は持っています。
これはお金持ちの世界では
「新札のマネーマグネットの法則」と
呼ばれております。
私がこの秘法を実践したのが
2018年の4月からです。
その効果でしょうか?
株式投資をやっていると
何と1日で30万円を越える
利益を得ることがありました。
こんな大きな収穫は初めてでした。
私は、銀行でお金を下ろす度に
新札を財布に補充するようにしていますが、
この「マネーマグネットの法則」の
力を感じつつある今日この頃です。
ちなみに2018年4月の
株式投資の詳しい実績は
2018年1月掲載のブログの最後の方に
追記・公開しましたので、
興味ある方は覗いて下さいませ。
https://miyanari-jun.jp/2018/01/22/stock-investment/
長くなりましたので、
今回はこの辺で終わりと致します。
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