サラリーマンも知るべし!節税にむけた知識

中高年サラリーマンの覚醒ナビゲーター
宮成 純正です。

当塾では、
中高年サラリーマンに目覚めて頂き
「最大限の自分自身を生きる人」に
近づけるヒント・情報を
それこそ様々な切り口で提供しております。

本日の学習テーマは「税務と節税」です。

【1.サラリーマンも知るべき税務の知識】

政府・与党は現在、
2018年の税制改正に向けて
議論を進めていることが
連日報道されています。

そして、サラリーマンでも
年収800万~900万円以上の
高所得者以上の層をターゲットに
給与所得控除額を
大きく縮小することで
増税することを狙っております。
(最終的に年収850万円以上の層が
ターゲットと決まりました。) 

 

さて、本日の掲載記事は
今はサラリーマンを本業とし、
税に対する知識が少ない方向けに、
かつ、将来
成幸フリーランサーになるためにも
(私も現在目指しているのですが)
必要な基本的な準備知識・ノウハウ
の提供をすることが目的です。
 

サラリーマンの方であれば
税に関しては知識が乏しい
という方が多いと予想します。
 
(相続や、家を買ったり、
退職金をもらう段階では
色々と学ぶことがありますが。)
 

理由は、
本業のサラリーマンとしての
収入だけなら
年収が高額の2000万円を
超えない限り、
税金は源泉徴収されているためで、
自身で確定申告は不要だからです。
 

要するに、会社任せで
税の対応をやったことがない
ので知らないのです。 

一方で、
サラリーマンでありながら
私のように
不動産投資をやっていると、
副収入がありますので
翌年の2月〜3月にかけて
確定申告をせねばなりません。


 

これは、不動産投資に限らず
年間累計20万円以上、
こっそり副業したり、
ネットでのオークションなどで
何らか収入または売り上げが
あった場合は
確定申告が法律上、
義務づけられています。
 

そう、本業だけやっていれば
やらなくてよい確定申告を
税務署にしなくてはなりません。
ご存知でしたでしょうか?

「え、20万円以上で?
メルカリやCASH、ブランディアで
自分ちの不要なモノを
頑張って売買したり
換金したんで
一年でそれぐらい
稼いだ可能性あるなあ。」
なんて思った方、
いるんじゃないでしょうか?

【2.副業で年間20万円以上売上あれば確定申告要!】

現在、税制改正と平行して
「働き方改革」の一環で
政府・厚生労働省は
労働関連法制を見直し、
副業や兼業をしやすいルールに
変更しようとしています。

増税する以上、
手取りの減るサラリーマンに
副業や兼業をしていいよ
という希望も持たそうとして
いるんですね。

副業やオークションで稼ぎがあり
年間20万以上、売り上げがあれば
確定申告せねばなりません。
(アルバイトは確定申告不要です。
会社が源泉徴収してますから。)

年間20万と言えば
月2万円以上売り上げあれば
ボーダーラインを超えますよね。

ヤフオク、CASH
メルカリやブランディアなどで
小銭を稼いでいる
サラリーマンの方であれば
「やば。確定申告やってないよ。」
「確定申告していないことがバレると
マルサがある日やってきて捕まる?」
という方、多いのでは?

ここで国民の三大義務の一つ、
「納税の義務」の講義して
きちんと税金を納めようと
叫ぶつもりはありません。


【3.確定申告する前に、知っておくべきこととは?】

私は、むしろ
確定申告することのメリットを
説明したいと思います。

副業やオークションでも
儲けた手段は問いません。
やって頂きたい作業は

「その売り上げをたたき出す
ために要した経費を意識する」
「領収書は必ず保管する。」
「できれば、それを帳簿に
記録する」ことです。


そうした結果、
確定申告することで学べる
最大のメリットは
単に、売上額そのものを
確定申告するのではなく、
税金がかかるのは原則
「売上額 ー 必要経費」=粗利
だと学べるところです。

稼ぐのに必要な経費部分が
大きければ、結果的に粗利が
マイナスになることもあります。

仮に
サラリーマンとしての本業の稼ぎが
年収500万①があるのに、
副業では(仮に)経費がかさんで
粗利部分がマイナス10万②だったとします。

(売上げ20万に対して、交通費や
通信費用やその他の経費合計が30万
かかった場合など。)

この場合、確定申告では
本業の稼ぎと
副業のそれを合算して
その人の年収とみなします。

上記の例ですと①+②=490万となります。

会社では
年収500万をベースとして
税金を源泉徴収しましたが、
この方の真の年収が
490万となれば、税金を
取りすぎていたことになります。

この結果、
取られすぎた税金が
確定申告によって還付される
ことが起こり得るのです。

年間10万以上かかった医療費を
経費とみなす医療費控除などは
まさしくその典型ですね。

確定申告すれば
余分な税金を追徴されるだけだ、
と怖れていた方は、是非
経費を見直してください。

交通費や、通信費、消耗品購入など
副業で稼ぐために要した
経費を見落としていないか
しっかり振り返りましょう。

さらに踏み込んで言うと
今まで捨てていた日々のレシートが
経費に化ける可能性があるのです。
医療費の領収書もそうですが。

今後、領収書やレシートを
すぐには捨てないことです。

例えば、鉄道に乗ったり、
PASMO、SUICA、ICOCAに
お金をチャージしたら、
忘れずに領収書を発行しましょう。

そして、ジッと眺めてみましょう。

「そうだ。これは副業の必要経費だ」
「副業の○○を行うのに、△△まで行かねば
ならない交通費として計上できる。」

と思い出すことが、
税金対策の
第一歩と言えましょう。

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