「最大限の自分自身を生きる人」の定義や条件とは?

当塾では、
中高年サラリーマンに目覚めて頂き
「最大限の自分自身を生きる人」に
近づけるヒント・情報を
それこそ様々な切り口で提供しております。

本日の学習テーマは
この塾で何度も出てくるキーワード
「最大限の自分自身を生きる人」
に関しての定義や条件を考えます。


【1.「最大限の自分自身を生きる人」とは?】

組織に依存せずに
魅力的に活躍する個人で、
本当にやりたいことを、
やりたい時にやって
(ただし公序良俗に反しない) 
ワクワクしながら生きていく。
かつ、経済的自由も達成した人。

これを私は
最大限の自分自身を生きる人」と定義します。
(私が現在、目指している姿です。)
単なる自営業者でもありません。

私がイメージする
最大限の自分自身を生きる人」
 以下のような条件を
満たしている個人活動家です。

①独自の技能やサービス・知識をもって、
同業者には真似されない価値やサービス、
あるいは製品を供給する。

②ナンバーワンではなく、オンリーワンの存在。

③住んでいる地域だけに縛られずに、
インターネットを駆使して
国内中の顧客や、 海外の顧客との
接点を有している。

➃オンリーワン的な存在ゆえ、
余人を以って代え難い。
つまり、そのフリーランサーだけが
提供できる価値に顧客は惹かれている。

というところです。

【2.「最大限の自分自身を生きる人」と経済的自由】

フリーランサーが、
オンリーワンとしての
価値提供できる個人活動家であるなら、
世間の消費者が放置しません。

なぜなら、そのすばらしい価値を
提供できるのはその方だけで、
ほかの同業者ではその価値を提供できず、
お客様が満足できないからです。

いや、オンリーワン的存在ゆえ、
競合のライバルがいない状態
というのが正しいでしょう。

このようなフリーランサーは
仕事に困ることがありません。
むしろ、
舞い込む依頼をどう断るか、
困るくらいでしょう。

そして、贅沢な話ですが
自分から仕事を選べるようになります。

自身が提供する価値の値段も、
世間の感覚からすると、
高めに設定することが可能です。

(ただし、「最大限の自分自身を生きる人」
提供した価値に顧客が満足し、
それに見合うだけの対価である・・と
いう範囲内で金額は決まります。)

こうして、
食べていくことや、
生活のために金を稼ぐ
心配は無用となるのです。

この状態を「経済的自由」と言います。

 

【3.オンリーワンになるための条件とは?】
 
個人事業主のようで、
それとは一味違う
「オンリーワン」として存在し、
お客様から「なくてはならない」
個人活動家になるための
条件とは何でしょうか?

たとえば・・・
(1)顧客の需要や、市場の動向を
   正しく分析できる
   マーケティング力でしょうか?
(2)組織に頼らずとも
   独立できるだけの勇気でしょうか?
(3)少々の困難があっても、めげない耐久力?
(4)先見性?アイデア・発想力?
(5)独立に必要な資金を集められる
  「お金を工面する力?」
(6)お客様のハートを
   がっちりつかめるだけの広告力?
(7)顧客の前で自社の製品やサービスの
   すばらしさをアピールできる
   プレゼンテーション力?
(8)体力や健康といった要素は?

上記で述べた条件の例は一例です。

が、いずれも
最大限の自分自身を生きる人
になるのに必ずしも
なくてはならない条件ではない
と私は思います。

正直、上記条件・能力は
ほんのちょっとあれば大丈夫と思います。

むしろ、私が考える
オンリーワンとしての
 「最大限の自分自身を生きる人」になるための
必要不可欠な要素、
それは以下のとおりです。

(1)分野が異なる、少なくとも3つの
   プロフェッショナル専門性・体験や、
   高度な知識・技術・サービス提供力を、
   一人の人間が同時に有していること。

(2)そうした専門性やサービス提供力は
   1つ、1つを見ていくと同業者らに
   真似されるかもしれません。
   しかしながら、上記3つの
   全く異なる専門性や特技、サービス、
   あるいはお客様に対して
   「こだわり」「思いやり」を、
   一人の人間が同時に発揮できること。

3つの異なる特技や専門性を同時に、
他人に真似されることはまずないでしょう。
こうすることで優位性を保持できます。

結果、ライバルのいない
「オンリーワン」状態を
実現することが可能になるのです。

まるで
誰もいない綺麗なビーチを
独占しているかの如く。

元・経営者というべきか微妙では
ありますが
ホリエモンこと、堀江貴文さんは
まさしくオンリーワン的な存在の
一例でしょう。

彼はには、分野の異なる
他人には真似できない
3つ以上のプロフェショナルな
専門知識や体験を有していますね。

私なりに挙げますと・・・

(1)東京大学を卒業しているので
   受験知識が豊富。
(2)ライブドアという会社の元経営者。
   よって、会社経営(組織運営)や
   税務・財務にも詳しい。
(3)六本木ヒルズにも住んだ経験のある。
   金持ちがどういう人間か知っている。
(4)脱税で逮捕・収監された経歴を有する。
   これだけでも
   世間一般人は体験できない経験の持ち主。
  (警察や刑務所の知識も豊富なはず。)
(5)そこから立ち直り、現在では
   自分の趣味(競馬)を深めたり、
   小型宇宙ロケットを打ち上げる事業に
   参画するなど、
   本当に自分の好きなことだけをやっている。
(6)TV番組「しくじり先生」にも出演。
   自身の「ライブドア事件」を総括して
   プロ野球球団を買収しようとしたことや
   民放TV局を買収しようとしたこと、
   最後は脱税容疑で逮捕されたことなど
   その波乱万丈の体験自体を売りにできる。
(7)社会や世間の動向に敏感で
   なおかつ政治経済を
   非常に深く学習しており、知識豊富。
   
   
   いまや、様々な意見を発信する
   毒舌交じりの、欠かせない
   ご意見番的な存在ですよね。
   
   現在では
   何冊も書籍を出しているので
   又吉さん以上の
   売れっ子「作家」と
   申してもおかしくりません。

我々凡人サラリーマンは
堀江貴文さんほどの
多数のすごい知識や
多彩な専門性・体験は
もっていないでしょう。

しかしながら、
凡人でも、最低でも3つ以上
分野の異なるプロフェショナルな
専門知識や体験を有していれば
私は十分に
オンリーワンの存在に
なれると確信いたします。

よって、堀江さんのような
あそこまですごいレベルを
目指す必要はございません。

その意味では安心して
私を含めて
最大限の自分自身を生きる人」
目指そうではありませんか。


【4.企業でもオンリーワン的な存在となった例】

 
オンリーワンたる存在に
なる条件として
「分野が異なる、少なくとも3つの
プロフェッショナル専門性・体験や、
高度な知識・技術・サービス提供力」を
「同時に有していること。」と
お伝えしました。

実は、この原則は
個人のみならず
企業にも適用できるのです。
その事例を1つ紹介しましょう。

現在、主に東海・関東方面で
店舗を展開している外食産業で
ステーキやハンバーグを提供する
「ブロンコビリー」を、
あなたはご存じでしょうか?

現在100店舗まで拡大。
その勢いは
関西方面にも伸びつつある、
外食チェーン店です。

ステーキやハンバーグを提供する
外食チェーン店は他にもありますよね。

しかしながら、ブロンコビリーは
他の同業他社が
「同時には」真似できない
「4つのサービス」を提供しているのです。

つまり、
4つの異なる専門性があるのです。

ブロンコビリーの店に行くとわかりますが、
次の4つのサービスに魅了されます。

(1)ステーキやハンバーグ自体がおいしい。
   オーストラリアの牧場と提携した
   上質の肉を輸入。
   ハンバーグは、パン粉を混ぜない
   粗挽き100%。
   原料へのこだわりだけでなく、
   炭火で焼くという徹底ぶり。

(2)サラダバーの野菜や総菜がおいしい。
   20種類以上の野菜や、デザートから
   自由に選べる。
   野菜は産地情報も明記して、
   新鮮なものを提供する。

(3)米にもこだわりが感じられる。
   新潟県の魚沼産の
   おいしいご飯を提供してくれる。

(4)広くて綺麗な店内
   大勢の家族連れでもゆっくり
   食事できるスペースを提供。

   また、厨房で肉を焼いているシーンや、
   サラダバーにたっぷり
   野菜やデザートがあることを生映像で 
   楽しめるよう工夫されているのです。
   
   なお、ドリンクバーも種類が
   非常に豊富です。

結果、おいしいのです。
実際に行くと
満足度は相当高いと感じます。

そして、上記4つの
1つ1つは、 他の同業他社も
真似できるかもしれませんが、

「4つのサービス全部を同時に提供」
となると真似るのは難しいでしょう。

それがブロンコビリーの魅力なのです。

このようなサービスを提供できる
ところが「オンリーワン」的存在となり、
売り上げも伸ばし繁栄するのです。

これは個人のみならず、
企業にも当てはまる原則だと
私は思います。


【5.オンリーワンの価値提供は「高くてもよいものを」】

上記の事例紹介に絡んで、
もう一つお伝えしたいことがあります。

あなたが顧客に価値提供を行い、
その対価として金銭を頂くのは当然です。
そうした商売をしていく上で、
提供する商品やサービスに値段を
設定していくわけですが、その際の
考え方は以下の4通りがあると思います。

(1)品質はそれほどよくないが、安く売る。
   いわゆる「安かろう、悪かろう」で勝負する。
(2)品質もよいものを、安く売る。
   「薄利多売」といわれる戦略ですね。
(3)品質はそれほどよくないものを、高く売る。
(4)品質の良い物を、高く売る。
   「高くても、よいものを」という戦略ですね。

今、日銀や政府が景気浮揚のための
様々な政策を打っておりますが、
日本はまだ物価があがりにくい
「デフレ」状態が継続しています。

デフレの世の中では、
上記(3)は論外ですね。
消費者の商品やサービスに対する
選球眼は厳しく(3)ではあっという間に
倒産してしまいます。

上記(1)も、
一時的には売れるかもしれませんが、
いすれ消費者は離れていくでしょう。

実は、
先ほど紹介したブロンコビリーは、
かつては同業他社と同じように
「安い値段で品質はそれほどよくない
ステーキや、ハンバーグを提供」
していた時代がありました。

しかしながら、
「安かろう、悪かろう」戦略は
結局は消費者から飽きられてしまい、
何とか客を呼び戻そうと
値段を引き下げる
悪循環競争に陥り、一時は
倒産の危機に瀕したそうです。

(TV東京の「カンブリア宮殿」
で、ブロンコビリーの社長自ら
がそのように述べていました。)

デフレの時代、
消費者にとってベストなのは(2)です。

しかしながら、
それを実現しようとすると
価値を提供する側(供給者側)は、
原材料費や人件費等の
コストがどうしても
かかってしまい、
安値のままでは採算がとれません。

ブロンコビリーがとった戦略は
(2)ではなく、(4)でした。

これで立ち直りました。
つまり、
「オンリーワンたる価値を提供しよう」

「しかし、他社に真似できない
価値を提供するには、それなりに
コストもかかる。よって、
同業他社より金額は高めに設定しよう」

「消費者もきっと理解してくれるはず。
本当においしい物を食べたいお客様を
ターゲットとし、その方々に
喜んでもらえる価値を適正な金額で、
やや高めであっても提供しよう」

という考えに沿って
立ち直り、現在は発展しています。

ブロンコビリーで
食事するとわかりますが、
安価にステーキや
ハンバーグを提供する同業他社より
お値段は正直、高目です。

ほぼ倍ぐらいの価格設定です。

(ただし、高級なステーキ専門店と
比較すると安めの値段設定に
しているところがミソです。)

でも、いって食べるとわかりますが
おいしくて満足感は大きいです。
また行こうと思うようになります。
(私はリピーターの一人です。)

この例からも、
オンリーワンたる存在となって
価値提供するのであれば
「高くてもよいものを」
という戦略がとれる・・・
ことを知って欲しいと思います。

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