当塾では、
中高年サラリーマンに目覚めて頂き
「最大限の自分自身を生きる人」に
近づけるヒント・情報を
それこそ様々な切り口で提供しております。
本日の学習テーマは「憲法改正」です。
2017年5月3日の憲法記念日に、
安倍総理は「2020年を新しい憲法が
施行される年にしたい」と明言しました。
当塾ではこの考えに賛成します。
私も現行の日本国憲法は
改正すべきと思います。
歴史的な経緯と、
現在の世界情勢を鑑みると
もはや現行の日本国憲法では
時代に適合していない部分が、
特に第9条には
あると考えているからです。
【1.トランプ大統領の登場で変わった世界情勢】
2017年1月20日から
アメリカ合衆国に
トランプ大統領が正式に就任して以降、
世界情勢が激変しました。
特に現在、東アジアでは
北朝鮮の核開発・武装を巡り
アメリカはオバマ前大統領時代の
「戦略的忍耐」の指針を捨て
はっきりと強硬姿勢に転じました。
結果、現在アメリカと北朝鮮は
一触即発状態となり、
今まさに緊張が激化しております。
これを受けて
日本国内でもようやく
朝鮮半島での有事勃発と
日本にも北朝鮮の核ミサイルや
化学兵器が搭載された弾道ミサイルが
飛んでくる可能性が高まったことを
自覚するようになりました。
現時点では、ニュースもそのことを
連日、取り上げていますね。
【2.平和ボケから目覚めつつある日本人】
結果、多くの日本人は無意識に
以下のことに気づいています。
今、こんな緊張下でも
日本人の多くがまだ
枕を高くして眠れているのは
平和主義を掲げている
日本国憲法があったから・・・ではない、と。
今、日本が安心していられるのは
日本国憲法が防衛しているのではなく
自衛隊の存在があるからです。
いや、それ以上に
世界最強のアメリカ軍が
空母カールビンソン等の第7艦隊を
同盟国である
日本や韓国を守るために
極東に派遣してくれているからであると。
「平和が大事です」「戦争反対」
「こちらは仕掛けるつもりもありません」
と、いくらこちらが
優しい声で主張しても、
海の向こうの相手国が
攻撃してくる場合には、
平和を掲げる崇高な理念や
非戦を謳った憲法だけでは
国民の生命と財産、国土は守れないのです。
現在、
日本を実質的に守ってくれているのは
日米安全保障条約であり、
アメリカ軍が最強の防御力と攻撃力を
展開してくれているからだと、
ようやく
多くの国民は気付いたと感じます。
やはり
「平和を守るには一定程度の力が必要である。」
「アメリカ軍がもし、いなかったらマジやばい。」
「日本の安全を保障してくれているのは憲法
じゃあないよな」と感じたはずです。
目前に迫った危機を肌で感じたことで
平和ボケしていた国民の多くが
ようやく目覚めようとしているのです。
そんな今だからこそ
「改憲の機は熟しつつある」と
安倍総理は考えて、
憲法記念日のタイミングで
改正を明言したのだと、私は思います。
【3.日本の改憲を嫌う勢力】
この安倍総理の動きに対して
中国から、次に韓国から必ず
「日本がまた軍国化しようとしている!」
「安倍総理の発言に懸念を表明する」等
と、お決まりの反発をすることは
間違いないでしょう。
ここで中国に焦点を合わせます。
アメリカの覇権に対抗して
密かに海洋進出と世界制覇を
狙っている中国にとって
最大の痛手は何でしょうか?
それは日米安保条約が強化され、
特に日本の国防力が上がることです。
さらに中国が嫌がることとは
自国の拡大や
海洋進出を封じられるように
アジア方面で
対中国包囲網が形成され、
各国の国防が強化されることです。
(韓国が配備導入を急ぐ
THAADという
ミサイル防衛システムに
中国が猛反発しているのは
その一環です。)
そのような包囲網実現を阻止すべく、
日本を弱めようと中国が
必死で非難、プロパカンダする
ことが、今後目に見えています。
中国共産党の息のかかった
日本国内の左翼マスコミからは
「軍縮こそ、平和への道である」
「憲法9条を改悪を阻止せよ!」
「戦争の危険が高まる!」
「防衛費増額は間違っている!」
「憲法改悪は侵略戦争につながる」
などの社説がだされ、また騒ぐでしょう。
某大手新聞社はその典型です。
何とかして日本の国内世論を
改憲とは逆の方向に導こうと
躍起になるでしょう。
2017年5月4日の社説に
もうその動きが表れていましたね。
【4.右でも左でもない、自国を守る中道の考え方】
私は自身のFacebookで
軍事のこと、
近代の明治以降の歴史のこと、
特に日露戦争に関する投稿記事を
最近3か月間以上、連続で連載しております。
(2017年1月~6月まで継続しました。)
その内容は、
当塾のブログにも
5回のシリーズにまとめて保存し、
閲覧できるようにしてあります。
それを読んだ方は、
このブログで私が改憲賛成と唱えると
「宮成さんは、右翼でしょう」と
思う方もいるかもしれません。
私は右翼ではない、つもりです。
私の軍事に関する捉え方は以下の通りです。
私自身、戦争には反対です。
特に、こちらから仕掛ける
侵略戦争を否定・反対するものです。
その意味では憲法9条の平和主義の
考え方にも同調いたします。
他国の領土、国民の生命、財産を
こっちが奪いに行く戦争や行為は
憲法に書いてある通り、
日本はもうやってはならないと考えます。
侵略戦争による悲しみ、悲惨さは
これを繰り返してはならないと考えます。
侵略戦争をするために
日本の若い人達、自分の子供を
戦場に送り込みたくありません。
ただし、
他国がわが国を狙っている場合は別です。
今、まさに北朝鮮のミサイルは
我が国をも射程・照準にいれております。
日本国内には数千人もの
北朝鮮の工作員がすでに潜入しており
いざ、有事となれば彼らが
日本国内の主要な行政府等の
拠点を破壊・占拠するという
計画すらある、とも聞きます。
まさに国家危急存亡の時ではないでしょうか?
このような時には
断固して自衛する、という
気概と準備を忘れては
いけないということです。
つまり、 自衛戦争まで私は否定しません。
日本を侵略してくる相手に
武器を取って戦うことは
国際法上もきちんと認められた
「正当防衛」であることを
忘れてはなりません。
そうなのです。
「侵略戦争」と「自衛戦争」を
きちんと分けて考えないと
大きな間違いになりかねません。
他国に我が国の領土や、
愛する家族の命や財産を
座して奪われ、破壊されるのを
眺めていてよいでしょうか?
答えは「否!」ですよね。
そんな横暴や人権蹂躙から
国民を守るには
外交努力だけではなく
力で対抗して
邪悪な侵攻(拉致も含みます)
を阻止しなくはなりません。
日本がとるべき正しい軍事スタンスは
「他国を攻めはしないが、
他国から攻めさせることもさせない」
という姿勢です。
軍事的には「右でも左でもない」
侵略はしないが、
自衛はきっちりやるという
考え方が必要であると確信します。
平和を維持・実現するためには、
地球上から泥棒国家や侵略国家が
完全に消え去らない限り、
逆説的ではありますが、
自衛のための防衛力と軍備を、
各国で持たねばならないと考えます。
この考え方は国内を見れば
理解いただけると信じます。
なぜなら、警察が存在している理由と
全く同じだからです。
いくら平和を唱え、
他人の生命や財産を奪ってはなりませんと
法律を整備し、教育しても、
殺人犯や泥棒がなくならないのと全く同じです。
崇高な理念と、法律上の文言を
並べるだけでは
平和と安全は達成できないのです。
だからこそ、殺人や泥棒を取り締まる
警察に近い「強制力」が
国際的にも必要なのです。
国際的な舞台でも、警察的存在として
発揮できる軍事力があって、
初めて泥棒国家や侵略国家の
横暴を封じることができます。
それと同じ観点で考えねばなりません。
日本国憲法9条も、
そのような趣旨で
これを機に改正すべきである、
と私は考えております。
(憲法改正反対を
主張する方々は、
憲法改正をすることで
日本が侵略戦争を
行うのではないか、と
心配しておられますが、
実はそれは
第二次世界大戦で
日本を打ち破ったアメリカが、
特に「GHQ」が
東京裁判という
国際法上は違法な、
壮大なフェイク裁判を仕掛け
そのように
日本人が無意識に反応するよう
洗脳したためです。
一刻も早くそのような
悪しき洗脳から
目を覚ましてほしい
と思います。)
【5.国連の限界】
いや、憲法は変えなくてよい。
無法者国家には国連が
世界の警察になってやってくれれば
いいじゃないか?
という声もありましょう。
しかしながら、
そのご意見は国際情勢に関して
知識が不足していることから
発られるご意見であると
申し上げざるを得ません。
まず、知っておいてほしいのは
国連の組織には世界の警察になるのに
必要な「常設軍」がありません。
ましてや、
安全保障理事会の常任理事国には、
いわゆる5大国には拒否権があるので
なかなかまとまることができません。
中東のシリアがそのよい例です。
現在、悲惨な内戦状態です。
ロシアはアサド大統領の政府軍を、
アメリカは反政府軍を応援しています。
ここにイスラム国の勢力が入り
三つどもえで戦争を行っていますが
国連平和維持軍は派遣されません。
理由は
国連安保理の常任理事国である
アメリカとロシアが、
シリアを巡って対立しているので
国連平和維持軍を結成しようと
安保理で議題にあげても
合意が絶対にできないからです。
どちらか一方が拒否権を発動すれば
そこで協議はストップします。
(だから、何百万人という難民が
ヨーロッパに流れ込んだのです。)
これを北朝鮮問題にあてはめますと
以下のような感じになります。
仮に、北朝鮮の核開発が
危険な水準に達したとして、
これ以上の暴走と
戦争行為を阻止すべく、
安全保障理事会へ
国連平和維持軍を組織して
派遣しよう、と諮ったとしましょうか。
残念ながら、
常任理事国の5大国のうち
北朝鮮に近い立場をとるであろう
中国やロシアが拒否権を発動して
反対すれば国連は動けなくなります。
結果、日本にむけて
北朝鮮の核ミサイルが
発射される事態になっても
国連はまず助けにこないのです。
平和維持軍を結成することもなく、
北朝鮮に攻め込んでくれないのです。
(ロシアや中国は、
自国に北朝鮮のミサイルが
飛んでこなければそれでよいのです。
口で「北朝鮮の核開発反対」を唱えても
本音では
「日本が核で全滅しても
自分さえ助かればいいや」
と、思っている可能性があるからです。)
こんな時、
悲しいですが国連は無力です。
シリア問題に
対処できないのと全く同じで、
国連は日本を守ってくれないのです。
話のレベルは異なりますが、
北朝鮮の拉致問題とて
国家レベルの「誘拐魔」です。
国連は拉致された被害者の
救済はしてくれてませんよね。
それと一緒です。
国連には、
悪しき国家に対する
強制力や
対抗できる実力がないのです。
一方、同盟国のアメリカ軍は
いつまでも永遠に日本を守ってくれるか?
といえばその保証もないのが現状です。
だからこそ、
自国の防衛は少なくとも
自分たちで行えるようにするのは
当然のことと思いますし、
それが世界の現実であり常識です。
そうできるよう、
日本も体制を整えるべき時期に来ている
と私は思います。
憲法改正はその第一歩であろうと思います。
【6.元・アメリカの副大統領が認めた「押し付け憲法」】
確かに「平和主義」を掲げている
日本国憲法の理念は、先の大戦を反省し
世界平和を全世界に先駆けて
訴えている点で素晴らしいと思えますよね。
そのこと自体の一部は、私も肯定いたします。
しかし、この平和主義の理念や
憲法第9条の条文・考えは
真に平和を求めようとして日本人が
独自に考え出したものではありません。
第二次世界大戦終了後、
日本を破って勝利し、占領した
アメリカを中心とするGHQが
二度と日本がアメリカに逆らえないよう、
日本を骨抜きにしようとの
悪意に基づいて、
新憲法を作る際にアメリカが
押し付けてきたものであることを
我々日本人は知らねばなりません。
世界の超大国・アメリカと
まともに資源もない状況で
4年間も戦い続けた国は
世界史上、日本しかありません。
日本の底力・国民の結束力に
恐れをなしたアメリカは
どうすれば日本を再び
強国にしないようにできるか、
そればかりを占領中の6年間
政策を練って実施してきました。
その最高傑作が日本国憲法第9条です。
国内の識者は多いようですね。
彼(トランプ)は知らないのではないか。」
大統領になる資質はない、との主張。)
アメリカが作ったと、
公の場で明言したのです。
この発言に対して
民進党の一部の議員が
抗議したようですが、
世界中の学識経験者や
世界中のマスコミからは
一切クレームはでませんでした。
つまり、世界中が知っているのです。
今の日本国憲法はアメリカが
日本を強くしないように、
二度とアメリカに刃向かわぬよう
悪意をもって押し付けてきたことを。
こんな悪意に満ちた憲法であるなら、
やはり私は日本国民自らの手で
変えていくべきだと思います。
最近になって、
中学生向けの教科書にも
ようやくそうした
歴史的事実を
明らかにする記述が
掲載されるようになりましたが、
それは非常によいことだと
私は思います。
(我が家の子供の、
公民の教科書から
写真をとりました。
学校での試験対策向けに、
マーカーを引いてあり
見にくいところがある
ところはご了承ください。)
こうした歴史的事実にも、
我々日本人は目を開いて
改憲に臨むべきでしょう。
以上が、私の、そして
当塾の憲法に対するスタンスです。
最後に。
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