ようこそ、「(中高年)サラリーマンの松下村塾」へ

起業するには臆病でいいんです

【1.起業に勇気はどこまでいるのか?】

私はこのブログを、主に自分と同じ
中高年サラリーマンの方々を想定して
書いております。

そして、これを読む多くの方は
「組織の束縛から自由になりたい。」
「経済的自由になるにはどうすれば?」
という興味が強い方と思います。

一方、そのような多くの方は
「自由目指して起業したいが、失敗は怖い」
「家族もあるし、起業後の生活費は確保できるのか。」
「起業に関する詳しい知識もないし、不安だ。」と、
思っているのではないでしょうか?

恥ずかしながら、私もまだそうです。
このブログ記事を書いている
2017年2月時点でも
サラリーマンやっていますしね。

加えて、世間では、起業・独立に対して
誤解されたイメージが浸透しているように
私は感じております。

つまり、起業・独立で成功した人というのは
「勇気ある人」
「大胆にリスクを取った人」
「一般人にはない先見の明があった人」
「行動力やアイデアが人並み外れていた」など、
不安を抱え、臆病な自分とは別世界の人・・・
というイメージです。

ですが、これらは真実ではありません。

むしろ勇気はほんの少しで結構です。
(ゼロでは困りますが。)
無謀な「匹夫(ひっぷ)の勇」は逆に
失敗のリスクを高めるので危険です。

 

【2.起業は無理を避けて、慎重に】

実は起業で成功した人の多くは、
やはり不安であったことから、
無謀なことを避けて慎重に
ことを進めた場合が多いことが
統計上わかっています。

大胆で無謀なバクチに打って成功した人も
一部にはおりますが、ごく少数派です。
(無謀な賭けで失敗した方の方が多い。)

むしろ、サラリーマンから起業する場合、
本業をキープしながら、
水面下で副業やサイドビジネスを開始し
計画的かつ、段階的に独立へのステップを
積んでいって、結果的に起業に成功する
パターンが王道です。

リスクは出来るだけ避けて
本業で家族を養う生活費はキープしていく・・・
今はまだ独立は早い、
まだ厳しいと判断したら、
本業を継続して
「雌伏」の時を耐えるという
慎重さが必要だと思います。

別の記事にも掲載しましたが、
私は本業が多忙ゆえに副業は
(会社がまだ副業は禁じていることもあり)
まだやっていません。
しかし、投資をやっております。

もちろん、同僚や上司には
株や不動産投資の話は内緒にして
水面下でコツコツ・・・と準備中です。

本業を継続しつつ耐えながら、
これも「雌伏」の時、と思っております。                                                          

【3.ビル・ゲイツだってリスクを避けて起業】

ちなみに一例として世界的な大企業
マイクロソフト社を創業した
ビル・ゲイツを見てみましょう。

彼はハーバード大学在学中に
今の仕事を思いつき、
いてもたってもいられなくなり、
大学を退学して創業したと
言われていますが、実際は違います。

彼は退学していません。

休学を申し出ただけでした。
もし起業がうまくいかなかった場合の
リスクヘッジとして
大学に復学して帰れる場所を
賢くキープしていました。

あわせ、創業準備の期間中、
経済的援助を両親から受けていました。
                                                                                            つまり、独立起業のチャンピオンとされる
ビル・ゲイツですら、
命綱なしでの無謀な起業ではなく、
帰れる場所と、資金が枯渇しないよう
保険はちゃんと入っていたのです。

 

【4.ナイキ創業者も本業を辞めなかった】

スポーツ用品で有名なナイキの場合、
創業したフィリップ・ナイト氏と
ビル・ボウエルマンもリスクを回避して
起業しております。

二人は1964年に創業資金として
500ドルずつ出資して会社を作ります。

しかし、ナイト氏は大学の講師の職を、
ボウエルマン氏は大学陸上競技のコーチの職
という本業はキープしつつ、会社設立後
5年間は二足のわらじを履いていました。 

                                                                                            そして、
全財産を投入するということもせずに、
少しずつ慎重に
ビジネスを築いていきました。

その姿には失敗しても引き返せるよう、
勇気よりもリスクを回避しつつ
手堅く対応する智恵を感じます。 

 

【5.手堅く、水面下でコツコツやっていこう!】

我々凡人であれば、なおさら無理は禁物です。
サラリーマンの立場・境遇を最大限に
生かしながら、成幸フリーランサー目指して
水面下で準備を進めようではありませんか。

その方法としては大きく申して2つある、と思います。
(1)副業(サイドビジネス)か、投資を行う。
(2)副業やるなら「好きなこと」を始める。

(1)については、色んな書物がすでに世間に
出回っておりますね。
そのことにはもう、ここでは触れません。

実は、(1)以上に大切なのは(2)なのです。

概ね起業・独立するには(1)を行い、
かつ、
「自身の得意な分野か、人脈や知識ある分野」
を中心に始めよう、
と勧められることが多いと思います。
経験や人脈のある得意分野が
有利なのはもっともです。

しかしながら、私の意見は違います。

得意分野もよいのですが、
どうせやるなら自分の好きなこと、
もっと言えば
「ワクワクすることを始める」ことが
非常に大切であると考えております。

ワクワクに根ざしたことをやると
心身の内部からやる気や、
インスピレーションが湧いてきます。

(もちろん、独りよがりで自分の趣味の
押しつけるなどの落とし穴に入らないよう、
冷静な目や判断力は必要ですが。)

このワクワクすることに追加して
自身の経験や知識・人脈を付けていく・・・
という方向性が大切であると思います。

では、その具体的な戦略・戦術・ノウハウは?

それは、今後策定するメールマガジンに
順次公開していく予定です。

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