【1.夢のようなライフスタイル?】
これからの激動の時代を
わくわくしながら、
やりたいことを、
やりたい時に
やって生きていける。
組織に頼らずとも
きちんと家族も養える。
お金にも困らない。
そんな夢のようなライフスタイル。
それはまさしく
「組織に縛られずに魅力的に活動する個人」
であり、そういう人の中でも
経済的自由を実現した人を
私は
「最大限に自分自身を生きる人」と
定義します。
これからの時代に生き方であり、
収入のあり方だと思うのです。
こんな収入形態がある、ということを
生活の糧を得るために
長年サラリーマンをやっているあなたには
想像すらできなかったでろうと思うのです。
これを読んだあなたは、きっと
「そんなこと実現不可能だ」
「馬鹿げた夢物語だ」
「そんなの実現できるわけない」
「やりたいことを仕事にできている人
なんてごくわずか。私には縁がない」
「詐欺じゃないか?」
「信じられない」
と、最初から諦めたり、疑ってないでしょうか?
私もかつて、そうでした。
長年、嫌なことも我慢しながら
会社で一生懸命に働くことで
(今の私もそうですが)
給料をもらうのが当たり前で、
それでしか収入を得ていない
サラリーマンの方ほど、
こうした話を すぐに
受け入れられないのは理解できます。
なぜなら、
「いやなことも我慢して働き、
その頑張った対価として
給料が貰えるのが当然」
という、稼ぎ方に対する観念が
カチカチに固まっているからです。
【2.あなたの稼ぎ方の観念はどこから?】
まずその考え・観念は
いつあなたの頭の中で
どっかり根っこを下したんでしょうか?
どこで形成されたのでしょう?
「人生とは、重荷を背負って坂道を
登るようなもの」という人生訓を
若い頃に聞かされたから?
親がサラリーマンで、
毎晩遅くまで働いている姿を、
子供時代に見ていたから?
あなたが就職した会社では
周囲も上司も、部下も
夜遅くまで残業する職場で、
我慢して頑張り続けるのが
当たり前となっているから?
「稼ぐためには会社で働くもの」と
かつて、実は私も長年信じていました。
会社に縛られながらも
頑張って働くことは当たり前だし、
サービス残業もやむを得ないと思ってました。
それが「男だ」と長年信じていました。
「昼間のパパは男だぜ」
という歌に合わせて、
頑張るサラリーマンを
賛美するCMがありましたよね。
まさしく、そんな観念を持っていました。
【3.あなたの100倍稼ぐ人は、100倍働いているか?】
「雇われて働き、給料をもらうこと」が
自分にとっての稼ぐ唯一の手段だと
もし、あなたが思っているなら
それは非常に狭いものの見方です。
よーく、世の中を見渡してください。
例えば、あなたが
年収500万円のサラリーマンと仮定します。
(日本の全男子労働者の全年齢平均でみた
年収がだいたい現在それくらいです。詳しくは
厚生労働省が出している統計をご参照ください。)
一方で、富豪で年収5億円の人
(経済的自由を実現している人として
敢えて金額の大きい数値を例にします。)
がいる、と仮定しましょう。
つまり、一人であなたの100倍
稼いでいる人との比較です。
その富豪は、
あなたの100倍の時間、働いていますか?
睡眠時間はあなたの100分の1ですか?
あなたより、100倍頭がよくて
業務をこなす量が100倍多く、早く
生産性は100倍高いスーパーマンですか?
答えはNoです。
人間のできる業務量には限度があります。
時間にも限りがあります。
睡眠時間もとらねばなりません。
生産性や効率・持続力にも当然、限界があります。
知能指数も100倍高いなんてことはありえません。
にもかかわらず、なぜその富豪の人は
あなたの100倍稼げるのか?
よく見ると、
あなたの年収の100倍を稼ぐ人は
会社に雇われて
サラリーをもらう
という形態ではないはずです。
言い換えると、
サラリーマンで年収5億円稼ぐ
「富豪」なんてまずいませんよね?
そこに気づくべきなのです。
会社に縛られ、
時間と労働力を切り売りし、
組織に貢献した評価で収入を得る、
なんてことは
富豪と言われる人はやってません。
こんなところにも、
新たな稼ぎ方の観念となる
ヒントがあるのです。
【4.あなたの100倍も稼ぐ富豪との差は何か?】
経済的自由を達成し、
年間5億円稼ぐ富豪の
実労働時間は、
むしろサラリーマンより短く
逆に睡眠時間は多いのが実情です。
(懸命に働き、長時間頑張ることで
給料を得ているサラリーマンから見ると
「えっ?」と思ったかもしれません。
年収5億の人って睡眠時間も2,3時間ぐらい
・・と思っていたかもしれませんね。)
では、何が違うためにこんな差になるのか?
アイデアの違い?
頭のできの違い?
スピードの違い?
背負っている責任の大きさの違い?
富豪の方は、人間ではなくスーパーマン?
(大リーガーやプロのスポーツ選手で
年間5億円稼ぐ人を見ているとそんなことも
考えたくなる気持ちはわかりますが・・・。)
私なりの答えを一言でいえば
「求めている顧客に、どれだけ価値提供したか」
「その結果としての報酬(顧客からのリターン)を
ストレートに得られているか、
間接的にしかうけとれないか」
の差・違いである、と思います。
具体的には
① お客様が求めている価値やサービス
② それをあなたがどれだけ提供し、買ってもらえたか
つまり、
①×②=「提供したサービスや価値の質・量」こそ、
富豪が得ている報酬だと思います。
(この考えは大リーガーの稼ぎにも適用可能です。
イチローや前田健太選手などの、
年間数億円以上稼ぐ有名プレーヤーは、
観客が求める価値あるプレーを提供します。
それを大勢の観客に買うからこそ、
球団もそれだけの高い報酬を払うのです。)
ところが、会社のサラリーマンの場合は
「提供したサービスや価値の質・量」の報酬
=原則的には「会社の売り上げ」であり、
サラリーマンの手取りに直結しません。
(理由は、あなた個人の実力のみならず
「会社の看板やネームバリュー」
または「会社の信用」で
稼いだ面が多分にあるからです。)
会社の売り上げ獲得に
貢献した場合でも、
次は、その貢献度を
社内の人事考課で上司らが審査しますよね。
そして、さらには社内で
社員の「順位付け」がなされます。
その順位と、社内の給与規定に沿って
給料やボーナスが払われるのです。
よって、顧客から得た評価の結果が
ストレートには収入には結びつかないから、
これだけの差になるわけです。
そこで、もしあなたが
(先ほど例に挙げた富豪ほど稼がずとも)
過酷な長時間労働をしなくともよい、
睡眠時間もきちんととって
家族を養うに足りるお金には十分な
「経済的自由」を実現しようとすれば、
「提供したサービスや価値の質・量」
で得られる報酬を、
直接自分のものにできるような稼ぎ方
に切り替える必要があるのです。
そのためには、
今までの稼ぎ方に対する観念を
変えていく必要があります。
【5.稼ぎ方は、実は4つある】
「稼ぐには、一生懸命働かねばならない」
「そのために処遇のよい会社に入りたい」
「入社したら組織にしがみついて行こう」
と、世間の多くのサラリーマンや、
就職活動している学生さんは
思っているでしょうし、私もそうでした。
この観念を変えるきっかけは、
ロバート・キヨサキ氏の
「金持ち父さん・貧乏父さん」
有名なシリーズ著書との出会いでした。
このシリーズには賛否両論の評価が
されていますが、世界中で読まれています。
何冊か読むと
「会社で雇われて働かねばならない」
という考えが金を稼ぐための
唯一の選択肢ではない、
ということを認識出来ます。
このシリーズによれば
稼ぎ方は4つあります。
具体的には…
(1)人に雇われて働く従業員。
サラリーマンはその典型です。
(2)自営業者。
個人事業主として頑張るというものです。
(3)ビジネスオーナー。
(自分のために働いてくれるビジネス
システムと従業員を保有する。)
(4)投資をして金を働かせる。
「投資」には株や債権購入、
投資信託や不動産投資等があります。
ロバート・キヨサキの言葉では
「お金が自分のために働いてくれる」
状態、というものです。
この稼ぎ方の分類に加えて
「経済的自由」達成のためには
「資産」を保有することの重要性を強調します。
上記4つの分類の内、
本物の「資産」を有するのは
(3)または(4)
に属する人々だ、というのです。
ビジネスオーナーまたは投資家になってこそ、
「経済的自由」への道も開ける という主張なのです。
【6.ビジネスオーナーと、投資家に関する考察】
確かに「提供したサービスや価値の質・量」
での報酬を直接得ようと思えば
(3)のビジネスオーナーと、
(4)の投資家であれば可能です。
【ビジネスオーナーの場合】
もしも事業経営に失敗すれば
倒産するリスクを背負っています。
そんなリスクと闘いながら、
見事に会社を切り盛りして
利益を確保したのであれば、結果として
「提供したサービスや価値の質・量」
という「経営努力の対価」を、
多額の報酬として得られます。
その報酬こそ、人生を賭けて
会社を興し構築したビジネスモデルが
社会に認められた結果ですね。
(一方従業員は、上記のような
「経営の対価」までは得られません。
ビジネスオーナーのような
起業時の苦労や
倒産のリスクや全責任まで
背負っていないからです。
その意味では従業員は守られており、
楽をしているわけです。
だからこそ、経営の対価ではなく
「労働の対価」のみが、
会社の規定に沿った計算や、
人事考課に則った形で給料として
もらうにとどまります。)
【投資家の場合】
例えば不動産投資で考えると
「提供したサービスや価値の質・量」で、
投資家は報酬を得ていることが
理解してもらえると思います。
投資家は、お客様が望む場所に
不動産賃貸物件を用意します。
「この町で住んではどう?」
「この物件に住むといいですよ」
という価値を提供しているのです。
その賃貸物件を借りるお客様は
家賃という形で、
提供された住まいの持つ
価値に対する報酬を
物件所有者=投資家に払うのです。
ビジネスオーナーや投資家の稼ぎ方を
このように見てくると、
「稼ぐためには働くしかない」との
思いこみが狭い考え・見方であったと
気づいていただけたでしょうか?
私も、かつては
狭いものの見方しかおりませんでした。
「経済的自由」という言葉も知らず
会社に縛られて懸命に働くことは
当たり前で、やむを得ないと
無批判に思いこんでいました。
しかしながら、サラリーマンを
長年やってきたあなたにとって
「ビジネスオーナーを目指しましょう」
「投資家を目指しましょう」
「稼ぎ方を思い切って変えましょう」
と説明を受けても
踏み切るだけの勇気がすぐに出ない
というのが、感想ではありませんか?
【7.ロバート・キヨサキ氏の想定を超える】
さてここで冒頭に私が提示した
組織に頼らずに活躍する個人で、
かつ、経済的自由もある
「最大限に自分自身を生きる人」に
再度スポットライトを当てます。
これは、稼ぎ方の4分類で見ると
「自営業者」となります。
ロバート・キヨサキ氏によると
資産構築と経済的自由を達成できるのは
ビジネスオーナーと投資家であり、
自営業者では達成は困難との旨の
記述があります。
しかしながら、
インターネット出現と
現代の情報関連技術革新により、
ロバート・キヨサキ氏の想定を超えて
「資産構築と経済的自由の達成を
実現する自営業者」が、今や
世界中に現れ始めております。
従来の
自営業者のイメージとは全く違う、
「長時間の過酷な残業労働もない」
「睡眠時間もきちんと確保できている」
「やりたい時にやりたいことをできる」
「経済的自由も達成しお金に困らない」
というハイパー自営業者。
これこそが「最大限に自分自身を生きる人」です。
一方で、私のようにサラリーマンを
長年やっていますと、
「稼ぐためには、組織内で働いて
給料を会社からもらわねばならない。」
「給料の保障のない起業は怖い。」
という観念が染み付いております。
しかも、2000年~2010年頃には
個人起業型のネットビジネスは
すでに存在していたものの、
脱サラして起業するには
一定程度の準備資金が必要でした。
まだ、かなりのリスクを伴う時代でした。
よって、起業をするのは怖いし、
失敗する危険があるという観念が
私の頭を支配していたのです。
しかし時代が、技術革新等により
私やあなたの要請に応えられる
レベルに追いついて来ました。
今では起業するにも、
準備資金もかなり抑えることも可能です。
【8.「怖れ」があなたの心の中で立ちはだかる】
しかしながら、
「最大限に自分自身を生きる人」
という道があると
説明されても、
やはり多くのサラリーマンや
就職活動している学生さんは
次のように心の中で思うでしょう。
「起業する道があることくらい、
言われなくとも知っている。」
「しかしながら、自営業として
立ち上げるのも勇気がいる。」
「失敗すると倒産する。だから起業は怖い。」
「失敗した人も多いと聞く。」
「安定した経済的基盤を築くには
会社にしがみついていた方がまし。」
「零細では生きていけない。
やはり寄らば大樹の陰だろう。」
このような意見や感情が出る理由は
「怖れ」がその裏に存在します。
新しい稼ぎ方を知っても
それを実行しようとする前に
「怖れ」が邪魔するのです。
実は、私もそうでした。
こうした怖れ自体は
人間がそもそも持っている
「安全を求める欲求」から
派生しているのです。
しかしながら、
この怖れは新しい観念を
自分に植え付けることで
手放していけるのです。
例えば、以下のような
新たな観念を知識として
次に信念として持つことが重要です。
稼ぐためには・・・
「我慢して働かなくてよい方法がある」
「時間、会社で働くこと以外の方法がある。」
「直接、自分がお客様からの報酬をすべて
得ることができる稼ぎ方を実践しよう」
などの今までとは違う新たな観念です。
こうした新しい観念を、心の中に持つことで、
実は、その人の運命や未来が変わるのです。
サラリーマンが新しい観念を
持てるようにするために、
その方法を理解する必要があります。
また、実践すべき手順があります。
最初にやるべきは心に巣くう
「怖れの観念」を手放すことです。
ちなみに、「怖れ」は
サラリーマン社会の隅々にまで
はびこっています。
これについては「観念/怖れの分析」の
カテゴリーに掲載した投稿記事をご参照ください。